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すてきなモンスター 文学作品に登場するわが友人たち

アルベルト・マンゲル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560091319
ISBN 10 : 4560091315
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アリス、赤ずきん、ファウスト、ドラキュラ、スーパーマン‥‥古今東西の伝説や文学作品に描かれた魅力的な登場人物たちをめぐる37章

【著者紹介】
アルベルト・マンゲル : 1948年、アルゼンチンのブエノスアイレスに生まれる。外交官の父の赴任先であるイスラエルのテルアビブで7歳まで過ごし、その後アルゼンチンに帰国。ブエノスアイレス国立高等学校を卒業後、ブエノスアイレス大学を中退、1969年ヨーロッパに旅立つ。フランス、イギリス、イタリア、タヒチと各地を遍歴し、1982年カナダに移住。2016年、ブエノスアイレス国立大学図書館の館長に就任したのを機に生まれ故郷のアルゼンチンに戻り、ニューヨークとの間を行き来する生活を開始。その後、2021年からポルトガルのリスボン在住。エッセイや小説、戯曲、翻訳、ラジオドラマへの翻案など多数。受賞多数

野中邦子 : 1950年生まれ。多摩美術大学絵画科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原

    なぜ、私達がアニメでよく知る、アルムおんじ、ハイジのおじいさんが入っているのか?それはともかくハイジの両親の事情を改めて知る。父親は大工で、ハイジが生まれる前に事故死。母親も父親の死後に亡くなり、ハイジの本名は、最初にロッテンマイヤーさんが呼ぶアーデルハイドで、母親と同じ名前だ。アルムおんじ(山のおじいさんという意味)は、風を吹かせるわけではなく、山小屋に一人で住む偏屈な爺様であり、とてもモンスターには見えない。

  • 白状すると、わたしはこういう類の本にじわじわと惚れるタイプです。読んでいる最中は、グイグイ押し寄せる情報をひたすら頭に流し込むだけでなんの感情もわかなかったのに、読み終わってパタンと本を閉じたあとに「なんか...好きかも」と気づくのです。本書は、有名な作品の異質な登場人物だけを紹介するガイドブックです。著者の読書量は並大抵のものではなく、ピリリと辛い舌(毒舌というほどでもないので)で語られる架空の人物評はなかなかのもので、読みながら何度も「ああ、この作品を読みたい」と思えるような紹介のされ方でした。

  • いとう・しんご

    多分「現代ラテンアメリカ文学併走」きっかけ。著者は2016年から18年までアルゼンチン国立図書館長、つまりボルヘスの何代目かの後任者で、若い頃にはボルヘスのための朗読奉仕もしたという人物。古今東西の古典に関するエッセイでいずれも読書好きには堪(こた)えられない面白さ。巻末には言及書籍の一覧も付いているのでとっても便利。個人的にはヨナとエミールについて章が刺激的でした。

  • ハルト

    読了:◎ まず著者が、博識で本好きなのが伝わってくる。本の中に出てくるモンスター。すてきな友人たちについて書かれていて、有名どころのモンスターたちをこう読み解くのかと、感心したり、納得したりした。この本を紐解きに、空想の友人たちに会いに行きたくなる。なぜ彼らがモンスターなのかわからない登場人物達もいて、でもそんな謎が好奇心を唆りもする。一風変わった友人探し、――読書案内の本として機能していておもしろかった。

  • アヴォカド

    本の中には、一生の友となるすてきなモンスターたちがたくさんいる。アルベルト・マンゲルならではの切り口。子どもの頃に読んだあれやこれやを読み直したくなる。

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