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ISBN 10 : 4906738214
Content Description
マルクス思想の刷新をめざして世界的に注目される若き俊英が、みずからの2人の師であるネグリとバディウの理論を極限まで展開し、さらなる展望を開く―2人の批判的入門書にして、来るべきコミュニズムを構想する最前線のラディカル思想。
目次 : 係争のもとにあるさまざまなコミュニズム/ 第1部 ネグリ(叛乱のクロニクル―トロンティ、ネグリ、そして敵対関係の主体/ つねにすでに、あるのはただ現在だけ―ネグリと生政治的なこと/ マルチチュードの感覚的な宗教―ネグリにおける芸術と抽象化)/ 第2部 バディウ(国外に追放されたマルクス主義―アラン・バディウの転回/ 暴力は思考可能か―バディウと(マルクス主義)政治の可能性/ ブルジョワとイスラム主義者、あるいは政治の他なる主体/ 前‐政治的時代の政治)/ 訳者あとがき 「仲介者ドゥルーズ」と「消えゆく媒介者マルクス」のコミュニスト的結節は可能なのか?
【著者紹介】
アルベルト・トスカーノ : ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ教員(批判理論)、同哲学・批判的思想研究センター共同ディレクター。マルクス思想の理論的発展を進めるべく1997年に創刊されたHistorical Materialism誌の編集委員をつとめる
長原豊 : 法政大学経済学部教員。1952年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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