アルフレッド・シュピース

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総統は開戦理由を必要としている タンネンベルク作戦の謀略

アルフレッド・シュピース

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560095331
ISBN 10 : 4560095337
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ヒトラー体制の本質が見える、「第二次大戦の発火点」の真相を糾明。「開戦の口実」とするための行動をヒトラーから命じられ、ヒムラーとハイドリヒが計画・推進した「タンネンベルク作戦」。西独検察による尋問記録を元に、謀略の全体像を再構成した、迫真のドキュメント。付録、地図・写真収録。

目次 : 第1部 「総統は開戦理由を必要としている」―偽襲撃事件の計画立案(ヒトラーからの指示―ヒムラーとハイドリヒによる検討/ 一九三九年八月八日のベルリンでの準備会議 ほか)/ 第2部 「よろしい、では君は彼を私服で手に入れるのだ」―「缶詰」として囚人を用意(ゲシュタポ局長ミュラーによる準備措置/ ザクセンハウゼン強制収容所からの囚人の移送(「缶詰」行動) ほか)/ 第3部 「君はまったく気が狂っている」―出撃地点への各隊の配置と保全措置・一九三九年八月二五日のホーホリンデン隊の早すぎた決行とその結末(グライヴィッツで隊長ナウヨックスのとった措置/ ホーホリンデン隊とピッチェン隊の出撃地点への進出 ほか)/ 第4部 「祖母死す」―「アガーテ」偽襲撃(グライヴィッツ放送局/ ホーホリンデン税関 ほか)

【著者紹介】
アルフレート・シュピース : 元西独デュッセルドルフ地検検事正

ハイナー・リヒテンシュタイン : ケルンの「西ドイツ放送」の現代史関係の編集者

守屋純 : 1948年生まれ。早稲田大学卒。現在、中部大学講師、国際関係史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kochi

    『総統は開戦理由を必要としている』というそのなんとも魅力的なタイトルにひかれて手に取る。本書は、ポーランドに戦争を仕掛けたくてたまらなかったヒットラーのために、ヒムラーと彼の頭脳であったハイドリヒ(ローラン・ビネ『HHhH』にてその暗殺事件が描かれていた)が、計画した謀略事件の裁判記録等を基にしたノンフィクション。親衛隊員にポーランド軍服を着せ、「缶詰」と名付けられた囚人の死体も用意するなどナチスがならず者集団であることがよくわかる。

  • 劇団SF喫茶 週末営業

    ナチ関連本3。1939年8月31日、ドイツはポーランドへの侵攻を正当化するため「ポーランド軍によりドイツの施設が破壊された」という偽の襲撃事件をでっちあげる。親衛隊SSを中心に人員を確保、関係者には口封じのため「口外したら一家皆殺し」の誓約。現場に死体を残すため収容所の囚人を殺害する。当初は8月25日に決行予定だったが、イギリスとポーランドが条約を結んだため急遽中止となり現場は混乱、あわや失敗に終わるか、というくだりは犯罪小説さながらである。戦後、検察の尋問による関係者証言によって構成されており文章は硬い

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