Product Details
ISBN 10 : 4044094616
Content Description
仏ノルマンディの農家に生まれるも、天賦の才を発揮し画家の道を歩んだミレー。寡黙で正義感に溢れる男は、その才能を賞賛されながら、農民の真性を描こうとしたがゆえに酷評と貧困に苦しんだ。公私共に彼を支えた友だからこそ描ける、巨匠の知られざる姿、名画が生まれた背景とその魅力を、貴重な証言と共に描き出す。
目次 : ミレー家の人々/ 故郷グリュシー―少年時代/ 感性を育んだ豊かな環境/ シェルブールからパリへ―修業時代/ 不遇なパリ時代/ ルーヴル美術館―巨匠との対話/ 美術学校と仲間たち/ 故郷へ、そしてシェルブール/ シェルブールとル・アーヴルでの活動/ 再びパリ。官展に出品〔ほか〕
【著者紹介】
アルフレッド・サンスィエ : 1815‐1877年。パリ生まれ。ルーヴル美術館の管理課長として第二共和政下の美術館行政を担当。政府の反動化で辞したのち内務省に移り、退職まで役人生活を送る。以後、文筆活動とバルビゾン派の画家たちへの支援に生活を費やした。ミレーとは1847年に出会って以来、生涯の友情と代理人としての協力関係を築き、精神と物質の両面で彼を支え続けた。『ミレーの生涯』は没後、遺稿の状態で置かれていたものを、1881年に美術評論家のポール・マンツが編纂して刊行、数多のミレー伝記の原点となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .