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Moonshot ファイザー 不可能を可能にする9か月間の闘いの内幕

アルバート・ブーラ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334962562
ISBN 10 : 4334962564
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

民間企業が成し遂げた史上最大級の偉業ともいえる、新型コロナワクチン開発。その内幕を魅力と疾走感あふれる筆致で描き出す。著者のビジョンあるリーダーシップのもと、ファイザーの科学者たちとパートナーのビオンテック社が共闘した2020年の濃密な9か月間。それは、新型コロナワクチンの開発、治験、製造という従来であれば何年もかかるプロセスをわずか9か月で達成し、「不可能を可能にする」までの物語だった。世界的パンデミックというとてつもない重圧のもと、社会と政治の混乱が状況に拍車をかけるなかで、ファイザーの人々が数々の危機を乗り越えていくさまを―彼らが直面する迷い、決断、障壁についても―本書は語る。ファイザーが成功したのは幸運だったからではなく、そのための準備ができていたからだ。それを可能にしたのが、「勇気」「卓越」「公平」「喜び」という同社の掲げる4つのシンプルな価値だった―。

目次 : 非常事態/ 「当然」が常に正しいとは限らない/ 大きく考えれば不可能も可能になる/ ライトスピード/ 至上の喜び/ 過去、現在、未来/ 製造―第二の寄跡/ 公平―言うはやすく行うは難し/ 政治の地雷原を抜けて/ 希望の光/ 信頼の科学/ 患者さんとイノベーションのためのアジェンダ

【著者紹介】
アルバート・ブーラ : 2019年1月、ファイザー社CEOに就任。1993年に同社に入社し、アニマルヘルス事業部のギリシャにおける技術ディレクターを務める。その後、COO(最高執行責任者)、ファイザー・イノベーティブ・ヘルス部門グループ・プレジデント、グローバル・ワクチン・オンコロジー・コンシューマー・ヘルスケア各部門のグループ・プレジデントなど、社内の数々の幹部職を歴任。獣医学博士で、アリストテレス大学獣医学部にて生殖生命工学の博士号を取得。ファイザーでの役職に加えて同社取締役を務め、非営利団体パートナーシップ・フォー・ニューヨークシティ、米国研究製薬工業協会(PhRMA)、非営利団体カタリスト、米国国際ビジネス評議会でも理事を務める。ビジネス・ラウンドテーブルおよびビジネス・カウンシルのメンバー。2020年“インスティテューショナル・インベスター”誌が選ぶアメリカ製薬業界CEO部門でトップに選出される

柴田さとみ : 英語・ドイツ語翻訳者。東京外国語大学外国語学部欧米第一課程卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 夜長月🌙新潮部

    ファイザーは新型コロナワクチンを開発スタートから9ヶ月で全世界に提供しました。これはまさに驚異的なスピードです。1日でも早い開発が大きなビジネスチャンスだったからでしょうか。いえ「時は金なり」ではなく彼ら、彼女らは「時は命なり」を合言葉であり得ないスピードを成し遂げたのです。政府の課した合格ラインは有効率50%以上です。そして結果は95%。人類史上初のmRNA技術の勝利でもあります。この記録は科学史上に永遠に刻まれるでしょう。

  • tetsubun1000mg

    ファイザー・ビオンテック社はコロナワクチンを開発、世界中に提供して一躍英雄のように称賛される会社になってしまいました。 今までの技術ではワクチン開発と実用化に8年は掛かるというと言われていたのに9カ月で接種できるようになったのかが良く分かった。 ファイザー社はペニシリンを開発した歴史ある会社だが、薬剤会社全体が非加熱製剤でのHIV感染などの薬害や、利益最優先の歴史もあったのだが一気に逆転する「ムーンショット」になったようだ。 ⅿRNAやイスラエルでなぜ先行して接種が進んだか詳しく記されており参考になった。

  • nobu23

    コロナワクチンを開発したファイザーの舞台裏を描いたもの。ワクチン自体の開発はもちろんのこと、生産設備など最短で届けるための様々な作戦が練られていたことが分かった。加えてワクチン自体の販売のための政治的な駆け引きなども多く面白い。

  • ふくみみ

    自分にとっては身近なパンデミックの体験は初めてでニュースを聞いた時、思ったより早いと感じた。前人未踏のワクチン開発がどのようなバックボーンと決断を経て成し遂げられたのか興味深かった。なぜmRNAか、輸送のメカニズムもなるほどと思った。 ただ、オリンピックへのワクチン提供については当時国内で大流行していたが打てない人がいる中で接触距離が近いから優先的に配布することが人類がコロナに勝ったことにはならないと感じるし、ブースター接種の必要性をイスラエルの例を待たず想定できなかったのだろうかという点はモヤっとした。

  • DEE

    今となってはファイザー製ワクチンは当たり前の存在となったけど、ここまでの道のりは奇跡とウルトラCの連続。通常5年掛かるものを4年でというレベルではなく、4ヶ月で達成しろというくらいの困難さ。でもそれを開発し、さらには全世界に公平に広めた功績はとても大きい。身内を褒めまくるのはあちらの人の特性なのでアレだけど、熱い物語である。

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