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時計仕掛けの歪んだ罠 小学館文庫

アルネ ダール

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094065398
ISBN 10 : 4094065393
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一年七ヵ月の間にスウェーデン国内で起きた、三件の十五歳の少女失踪事件。ストックホルム警察犯罪捜査課のサム・ベリエルは同一人物による連続殺人だと主張するが、上司はそれを否定しまともに取り合おうとしない。しかしベリエルの主張の裏には、彼だけが知っている根拠があった。そしてついに彼は、容疑者へと辿り着く。だが尋問に臨んだベリエルを待ちかまえていたのは、予想を遥かに超える驚愕の事実だった―。『靄の旋律 国家刑事警察特別捜査班』の著者による、スウェーデンNo.1ベストセラー小説がついに上陸。衝撃のサスペンスシリーズ第一弾!

【著者紹介】
アルネ ダール : 1963年生まれ。スウェーデンの小説家、文芸評論家。北欧で最も優れた犯罪小説作家の一人。映像化されたBBCでも放映されたINTERCRIMEシリーズで人気を博し、99年の第一作『Misterioso』はスウェーデン推理作家アカデミー特別賞を受賞

田口俊樹 : 1950年、奈良県生まれ。早稲田大学文学部英文科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • buchipanda3

    スウェーデン発の犯罪ミステリ。冒頭から不穏な雰囲気、地下室の場面はその後に明かされる犯罪の陰惨さを臭わせる。ただそれだけではなく何かがおかしい。警部ベリエルの意味深な言葉は読み手に疑念を抱かせ、その吸引力に気が付けば引きずり込まれていた。その謎めいたものが本作の軸であり特異な一面。ある場面では稀有な展開に驚愕した。それは著者のある意図への布石でもあるが。あの状況でよく捜査が出来たは置いておき、明かされる事実からひたすら先を追い求め、サスペンスを堪能した。ドアに残された遺物が印象的。シリーズ続編も読みたい。

  • のぶ

    ストーリーの基本は15歳の少女3人の連続失踪事件を追う話だが、プロットにかなりの捻りが利いていて一筋縄ではいかない小説だった。何を書いてもネタバレになりそうで、感想が書き難いのだが、主人公のサム・べリエルはストックホルム警察犯罪捜査課の刑事。四部構成になっていて、警察捜査小説と言えるのは第一部まで。その先は話が進むごとに、描き方が変わってくる多面的な構成だ。少女の捜索意外にも、べリエルと公安との対立等、読みどころは多い。いろんな北欧ミステリーが出ているが、今迄に読んだことのない作品だったが読み応えは充分。

  • ナミのママ@低飛行中⤵️🏥

    失敗した!こんな終わり方なら続編が出てから続けて読めば良かったよ。こういう終わり方は月刊誌の連載ものじゃない限り好きじゃない。とはいえ、ストーリーは4部作で当初の少女失踪事件がどんどんと変わっていく、読み応えある作品。読み終われば別の話?とビックリ。帯の『刑事vs公安』を見てスウェーデンにも公安があるのかと気になったし。いずれにせよコンビの先行きも続編も気になる。文句を書きつつ面白かった。

  • キムチ

    レヴューに主観交えつつ書くと自然とネタばれに繋がるーでも、些細なこと書いても先入観うえ付けて面白味 激落ち。そして北欧ものの泣き所ーフルネームで書くと制限字数食い、頭に注入するにはPH高すぎ。個人的には 最近よく読むストーリー:小児虐待、いたぶる殺人、連続性 手段のおぞましさ〜で余り好みじゃないな。ストーリーの展開テクは抜群。ラストまで手抜きなく、連続するツイスト。但し、その捻り、やや作り物めいてるけど。べリエルの破天荒、生臭みは今後も続きそう。以外なのはディアーあっさり二部でモリーにバトンタッチ。

  • かみぶくろ

    3.3/5.0 スウェーデンの売れ筋サスペンスらしい。ストーリーの展開自体は面白かったけど、全体的に演出過剰で長く感じた。作中、ずっと雨降ってる。そして主人公たちはずっと傘をささずに濡れ続ける。読んでるこっちまで風邪引きそう。

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