アルテスパブリッシング

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日本音楽の構造

アルテスパブリッシング

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865592900
ISBN 10 : 4865592903
Format
Books
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ロングセラー『倍音』『「密息」で身体が変わる』の著者が、
日本音楽の根源的な価値に迫る!
長年の研究を集大成した日本音楽論の決定版!

古今の伝統音楽・芸能、各地の民謡から現代のJ-POPまでをとりあげ、
「倍音」「密息」に加えて「微小音量」「微小変化」「リズムの自由性」
「言語性・音響性」「間」などをキーワードにした方法論で分析。
過去・現在のあらゆる日本音楽を貫く構造を解き明かす。
人類の未来を照らし出す「日本の音楽」の宇宙を巡る壮大な旅へ!

付論として「密息」「倍音」「音階論」「リズム」を収録。
詳細な索引も完備。

──本書第1章「1─日本音楽の価値」より
じつは日本の音楽は、世界で最も特殊な音楽です。ここで言えることは、即座には分かりにくいものを扱っているということです。したがって、今までなかなか分析されてきませんでした。
言い換えれば、他の国の音楽と少し異なったシステムを持っているということです。「倍音」や自由なリズムの枠組みに重きを置いた音楽であること。「音楽・言語・音響」が一体となっていること。したがって、この現実世界から取り込んだ複雑な音響を扱うこと。それらは無意識の部分に影響を及ぼします。
自然と文化を統合し、過去と未来を結びつけ、さらにイメージの世界と現実の橋掛けとなるものと言えるでしょう。
最終的には人間のコミュニケーションの、そして世界と関わるためのツールとして、これからの日本人の生き方に、さらには人類の進むべき方向に大きく関わってきます。
そういった意味では、日本の音楽は人類にとって未来の音楽とも言えるのです。

【著者紹介】
中村明一 : 作曲家。尺八演奏家。著述家。横山勝也師、多数の虚無僧尺八家に師事。バークリー音楽大学、ニューイングランド音楽院大学院出身。虚無僧に伝承される尺八曲の採集・分析・演奏をライフワークとしつつ、ロック、現代音楽まで幅広い活動を世界40か国、150都市で展開。文化庁芸術祭優秀賞(2回)等受賞多数。CD「虚無僧尺八の世界」シリーズは文化庁芸術祭優秀賞を2回受賞。東京学芸大学、洗足学園音楽大学大学院、山梨学院大学、桐朋学園芸術短期大学、また朝日カルチャーセンターなどで講師として指導を行う。日本現代音楽協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 1959のコールマン

    ☆5。不満点はあるが、まずは期待通り。「日本音楽の体系化(西洋音楽の理論を使用せずに)」の大まかなレジュメが出来た事を称えたい。感謝したい。お疲れさまでした。さて、まず序章と第一章。牽強付会まではいかないが、ちょっと強引すぎる論理展開あり。でも『「倍音」「リズムの枠組み」「根源的要素の使用」「間」などを基に分析』p12は成功していると思う。微小音量、各要素の微少変化、整数次倍音の変化、非整数次倍音の変化、リズムの自由性、音楽の言語性、音響性、各要素の複合性・「間」、いずれも私は「聴いて」いなかった。↓

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