アルジャーノン・ブラックウッド

Individuals/organizations Page

Books

ウェンディゴ ナイトランド叢書

アルジャーノン・ブラックウッド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883752430
ISBN 10 : 4883752437
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

英国幻想文学の巨匠が描く、大自然の魔と、太古の神秘。ラヴクラフト驚嘆の表題作と、本邦初訳2中篇を精選した傑作集!

【著者紹介】
アルジャーノン・ブラックウッド : 1869年、英国ケント州に生まれる。20歳からの10年間をカナダとアメリカで、牧場、金鉱山、新聞社などさまざまな職を経験したのち帰国。1906年に小説家としてデビュー。1951年歿

夏来健次 : 1954年、新潟県に生まれる。英米文学翻訳家。怪奇幻想小説を中心に、ミステリ、SFも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    ドラマ版HANNIBALでレクター博士のウィル・グレアムへの恋情にも似た執着(シリーズを重ねる毎にクリーチャー化)を象徴していたのが「ウェンディゴ」でした。大好きなブラックウッドがこの作品を描いていた事やウェンディゴは何か知りたくて読みました。でも南條氏の訳に慣れた身としては、読みにくい訳でした。合理主義を訴える博士とディファーゴが連れさらわれるのを見た神学者の甥の対立こそが読者も惑乱させる。「砂」は映画『ハムナプトラ2』を思い出したり。やっぱり、ヨーロッパにとってエジプトの文化は未知の領域なんだな・・・

  • qoop

    表題作はカナダの広大な未開の森林深くに潜む恐怖を書いた傑作だが、他二作も負けてはいない。神話的生命を異教的道具立てで描出した〈砂〉、ケルトの失われた異神崇拝を狂的な筆致でものした〈アーニィ卿の再生〉という、充実した三作の中篇集。違いといえば、他二作と比べて〈ウェンディゴ〉には散文詩的な怪異表現が目立たないという点があるだろう。読み心地を左右する要素と感じた。

  • つるら@turulaJB

    ■夏来健次訳 アトリエサード 2016.10■ 「ウェンディゴ」(1910)既読、空から死体が降ってくるかと思ったら違ったw■「砂」(1912)はよくわからず。■「アーニー卿の再生」(1914)不甲斐ない跡取り息子の教育を任ぜられた教師が”山の民のみが信奉するある邪悪な宗教”を利用しようとするが、吉と出るか凶と出るか、スリリングな展開。■収録作3編全て自然と人類との関わりを描いているが、中でもやはりウェンディゴが強烈。■ (訳者名訂正しました)

  • 読んでみ太郎

    実際はこの本を読んだ訳ではない。 kindleでウェンディゴだけ載った本があったのでそれを読んだ。 冬の、雪が燦々と積もる森と湖で野営地で生活する中での話。 「ライオンの体臭のような匂いがする」と言っていた男がある日急に叫びながら、どこかへ走り去って行く。 雪の中の足跡を辿るとその男と大きな獣らしき足跡が続く。男の足跡がだんだんと獣のような形に変化していて。。。 遅読の自分でも2時間もかからず読めた。

  • sundance1973

    「ウェンディゴ」、「砂」、「アーニィ卿の再生」の3篇を収録。 あとがきにあるように、ここ数年のブラックウッドの再評価は嬉しいかぎり。その中でもこの「ウェンディゴ」は、個人的に今年最大の収穫。約40年ぶりとなる新訳は、読みやすく、それでいて古典の美しさ、格調高さも備えていて素晴らしい。舞台となる冬のカナダの大森林は、荒涼として美しい異世界をさまようかのよう。ぜひ夜の読書をオススメしたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items