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ISBN 10 : 439333390X
Content Description
表向きにはルカシェンコの圧勝だった2020年夏のベラルーシ大統領選挙。しかし体制側の不正が疑われ、首都ミンスクなどで数十万人の抗議デモが起こるなど、国じゅうが大混乱に陥った。立ち向かったのは、一介の主婦にすぎなかったスヴェトラーナ・チハノフスカヤと、彼女を支える二人の女性、ヴァレリー・ツェプカロとマリア・コレスニコヴァ、そして名もなき多くの女たち。革命にこそ至らなかったが、ルカシェンコ体制は大きく揺さぶられ、一連の出来事は国際的な脚光を浴びた。ソ連時代からさまざまな抑圧を受けてきたベラルーシの女たちが起ち上がり、声を上げ、手を取り合って新たな時代を目指して動き出す!
目次 : 1 亡命生活/ 2 嵐の前/ 3 恥知らずな偽選挙/ 4 「私自身の革命でした」―スヴェトラーナ・チハノフスカヤ/ 5 女たちの力/ 6 「もし私たち女がやらなければ、いったい誰がやるの」―ヴェロニカ・ツェプカロ/ 7 体制が牙をむく/ 8 「自由には、戦い取る価値がある」―マリア・コレスニコヴァ/ 9 未来を語る言葉/ 10 ヨーロッパの空白地帯/ 11 すでに敗北したのか、勝利はかなたに去ったのか
【著者紹介】
アリス・ボータ : 1979年ポーランドのクラプコヴィツェに生まれる。1988年北ドイツに移住、大学で政治学と近代ドイツ文学を専攻、またミュンヘンのドイツ・ジャーナリスト学校で専門教育を受ける。2007年より『ツァイトZeit』紙の編集部員として国際部に所属。2015年から同紙モスクワ支局長として旧ソ連地域を担当、ウクライナ・南コーカサス・ベラルーシで取材を続ける。これまでにアクセル・シュプリンガー賞、ドイツ・ジャーナリスト賞などを受賞
岩井智子 : 聖マリアンナ医科大学非常勤講師(ドイツ語)
岩井方男 : 早稲田大学名誉教授
越野剛 : 慶應義塾大学(ロシア文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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TATA
読了日:2024/07/09
Nobuko Hashimoto
読了日:2025/05/01
zoe
読了日:2024/01/05
takeapple
読了日:2025/01/04
chuji
読了日:2024/02/03
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