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グッド・バッド・ガール 創元推理文庫

アリス・フィーニー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488179090
ISBN 10 : 4488179096
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ロンドンのケアホームで暮らす80歳のエディスと、職員で18歳のペイシェンス。世代はちがえど友情を築いているふたりは、家族とのあいだに問題を抱えていた。そんなある日、エディスがホームから失踪。時を同じくして、施設の所長の奇妙な死体が発見され…。冒頭から企みが始まる、母と娘をめぐる傑作サスペンス!『彼と彼女の衝撃の瞬間』のどんでん返しの女王が見せる新境地。

【著者紹介】
アリス・フィーニー : BBCで15年間、記者やプロデューサーとして勤務したのち、2017年に『ときどき私は嘘をつく』でデビュー。同書は20以上の言語に翻訳され、ベストセラーとなった。現在はデヴォン州で家族と暮らす

越智睦 : 東京外国語大学卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yukaring

    今までの「彼と彼女」から「母と娘」に軸足を移したサスペンスストーリー。年代も立場も全く違う4人の女性たち。目まぐるしく変わる彼女たちの視点と少しずつ明らかになる彼女たちの事情。ケアホームで暮らす80才のエディスと職員で18才のペイシェンスの築く友情。そしてエディスの娘クリオとペイシェンスの母フランキー、この2組の親子の織り成す複雑な関係をホームで起こった殺人事件と絡めたトリッキーな物語。どんでん返しの女王の新作だけに騙されないように注意をして読んだのだが二転三転する展開に翻弄されしっかり騙されてしまった。

  • タツ フカガワ

    ロンドンの老人ケアホームで暮らす80歳のエディスと、不仲の娘クリオ。そのケアホームで働く18歳のペイシェンスと、彼女の母でシングルマザーのフランキー。この4人の女性が主要人物で、全編を通して描かれるのは母娘の物語。ケアホームの所長が殺された事件をきっかけに登場人物が次々と繋がっていき、ある事実が明らかになっていく見事なミステリーで、後半は目を潤ませながら読む手が止まりませんでした。読み終えて表題『GOOD BAD GIRL』に納得。

  • きりん★

    ケアホームから80歳の女性が失踪。その日に同じケアホームで所長の死体が見つかる。何人かの登場人物を語り手とし、最後まで目が離せず、途中でわかった気がするも一気読み!面白かったなぁ。私は好きだなぁアリスフィーニーさん☺️

  • ハスゴン

    ケアホームでの心理描写も素敵だと思います。当分追いかけたい作家ですね。

  • まぶぜたろう

    4人の女性が、それぞれの居場所をあっち行ったりこっち行ったりする狭〜い話で、80年代の香港映画のようなすれ違いとかくれんぼが繰り返される。それは単調で、思わせぶりで、作り物めいていて、一言で言えばつまらない。明らかになる「母性」も言い訳がましく実に不快。単純に言えばベラベラうるせーよ、と。一方アリス・フィーニーの語りはこれまで以上に巧緻で、だから最後の驚きを目当てに一気に読ませてくれるものの、つまらん話を語りの技巧で誤魔化すのにも飽きたよアリス、「赤ちゃんがいなくなっちゃったの」じゃねーだろ。(○○○●)

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