Books

ワインレッドの追跡者 ロンドン謎解き結婚相談所 創元推理文庫

アリスン・モントクレア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488134129
ISBN 10 : 4488134122
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦後ロンドン。〈ライト・ソート結婚相談所〉の経営者アイリスは、通勤中にワインレッドのコートを着た女に尾行されていると気づく。戦時中の情報部での活動に関係している? しかも帰宅すると、同じく情報部員だった元恋人が部屋に来ていた。しばらくここに潜伏すると彼が言ったため、アイリスはグウェンの家に泊めてもらう。2日後、アイリスの部屋から若い女性の死体が発見されて‥‥。元スパイと上流階級出身、正反対の女性たちの活躍を描く人気シリーズ最新作!

【著者紹介】
アリスン・モントクレア : アガサ・クリスティのペーパーバックと、ジェームズ・ボンドものの映画にのめりこんで育った結果、犯罪小説やスパイ小説に夢中になり、現在は史実の謎めいた断片から着想を得て小説を執筆している。2019年に『ロンドン謎解き結婚相談所』でデビュー

山田久美子 : 英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ナミのママ

    〈ロンドン謎解き結婚相談所シリーズ〉4作目。イギリスの歴史と戦争にスパイ、恋愛と家庭内問題。これでもかと話題満載のシリーズだが今作も楽しく振り回された。アイリスとグウェンのコンビは毎回友情が深まっていくが、今回はさらに離れていても絆が強まる。心身ともに女性が自立し強くなっていく姿は読んでいて気持ちが良い。数々登場する男性人は個性豊か、外見よし・性格よし・肩書きよし・きっぷがよいと様々。アクションもキャラクターも若干派手過ぎに感じるが飽きずに浸れる作品、次作も期待。

  • たま

    このシリーズ4作目。第2はギリシャ、第3はアフリカ、本作品はポーランドがからみ、戦前戦中のイギリスとそれらの国々の関係も興味深い※。戦後のイギリスにポーランド人難民キャンプがあったとは…社会への目配りの一方、アイリスとグウェンはまだ若く屈託なくふわふわ楽しい。二人とも美人で男性に人気で、誘われた時の切り返しも小気味良いが、長い会話も読ませる。監護権を取り戻そうと新しい弁護士のもとに出かけたグウェンが過去の事件の説明でしどろもどろになる場面には笑った。この結婚相談所の活動、どう考えても狂気じみているから…

  • 星落秋風五丈原

    アイリスの過去が過去なので、彼女絡みだと国家の陰謀?と事が大事になりがちだが、実はもっとミニマムなお話。このシリーズは会話のテンポが良く、当意即妙の受け答えが面白い。アイリスについていけるのだから、グウェンも相当頭が良いのでは。段々二人の恋模様が華やかになってきた。それにしてもアイリスの元カレが最低だ。「トラブルに巻き込まれたら息子と引き離されてしまうかも!」と葛藤しながらも結局なんだかんだと助けてしまうグウェンとアイリスのシスターフッドが良い。アイリスの元カレが最低だ。

  • オーウェン

    シリーズは4作目。 ワインレッドのコートを着た女に尾行されるアイリス。 そこから殺人事件に巻き込まれていく過程。 今作はイギリス以外の国が密接に絡むので、アイリスの元スパイという経歴が活かされる。 そこにアイリスの元旦那が現れ事態は混乱に。 終盤まで来ると、かなり身内による争いだったなという思いだが、風呂敷を広げてもそこに留まらないのがこのシリーズの魅力。 ラストからの進展はあるのかどうか。

  • ばう

    ★★★★大好きなシリーズ物の第4作、マンネリ化するどころかますます目が離せない。第二次大戦後のロンドンで結婚相談所を共に営む元スパイのアイリスと貴族のグェン。2人がそれぞれ抱える問題も絡めながら今回も事件に巻き込まれる。ビックリするようなプロローグから物語に引き込まれて一気読み。誰がどっち側で誰と誰が仲間であるいは敵なのか?ハラハラしながら読んでいくと…はは〜ん、やっぱりね、そういう事なんだよね〜と今回はちょっと謎解き出来ました😊ラストの会話が思わせぶりで次回作も是非読まねば!という気にさせられました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items