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貸出禁止の本をすくえ!

アラン グラッツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784593100521
ISBN 10 : 4593100526
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

わたし、エイミー・アン、9歳。家ではわがままな妹がやりたいほうだいで、おちつくのは図書室にいるときだけ。でもある日、お気に入りの本が棚から消えていた。いったいどうして?

【著者紹介】
アラン グラッツ : アメリカの作家。第二次世界大戦などの歴史を題材にしたYA、スポーツを題材にした児童書、小中学生向けのSFなど数々の作品を書いている。現在は、ノースカロライナ州に妻と娘と暮らしている

ないとうふみこ : 翻訳家。上智大学外国語学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    児童書、YA。図書館好きのみんなに紹介したい▽4年生のエイミー・アンは本が大好き。家が狭くて騒がしいので放課後図書館で過ごすことが憩いだった。ある日突然、大好きだった本「クローディアの秘密」が貸出禁止本にされてしまいショックを受ける。どうしても本を取り戻したいのに、エイミーは意見を言うのが苦手で言葉が出なかった。そうするうちに貸出禁止の本は増える。エイミーは自分のロッカーを利用して貸出禁止の本を希望者に貸し出す「秘密のロッカー図書館」を始めた。▽面白かった。実在の名作がたくさん出てくるのがいい。

  • はる

    子どもたちが力を合わせて大人に立ち向かうストーリーというのはわくわくしますね。頭の堅い大人の発案で、図書館の本が次々と読むことを禁止されてしまいます。本の大好きな少女はクラスメイトたちと知恵を絞りますが…。実在する本がたくさん登場。何故この本なのか、ラストの作者の言葉で分かりますが、その現実にちょっと驚きました。笑えない…。

  • アルピニア

    読友さんのレビューで知った本。エイミーは本が大好きな4年生。お姉さんだからと我慢を強いられる毎日にうんざりしながらも何も言わず何もしない。そんなある日、エイミーの大好きな本が小学校にふさわしくないという理由で貸出禁止になってしまう。大好きな本を救うためにエイミーは友達と協力してロッカー図書館を作るのだが・・。彼女が次第に自分の考えを言い、行動するようになっていく様子が爽快。言論の自由、図書館の役割などのテーマが織り込まれていて、特に自分が好きな本だけでなく、どんな本でも・と思う場面にはハッとさせられた。→

  • けんとまん1007

    登場してくる子どもたちの姿・表情・声・心の中が、鮮やかに脳裏に浮かぶ。ドキドキしながらの子どもたち。それをさりげなくフォローする人たちの存在が、いいハーモニーを醸し出している。物理的に、本棚が隙間だらけになる絵を想像するだけで、とても寂しく居たたまれない気持ちになる。しかし、解決のために、こんな方法があるとは・・・。楽しい1冊だ。

  • ぶんこ

    1人のPTA会長による児童への有害図書と認定された本が、貸し出し禁止となったことから始まる物語。一小学校の図書室にドクター(図書館学博士号)を持つ司書が専任としていることにびっくり。先日読んだアメリカの州立図書館の本でも感じた事ですが、図書館に対する敬意、司書の重要性の考え方が日本と比べものにならない。ため息ものです。そしてエイミー・アンが小4!設定なのもびっくり。長女だからと家では我慢ばかりで、何も言えない。そんな子が大好きな本の為、力を持った大人たちに立ち向かいます。黙っていては伝わらない!

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