対比列伝 ヒトラーとスターリン 第4巻 草思社文庫

人類史上最悪の犠牲者を出した独ソ戦からドイツの敗北とヒトラーの自殺、スターリンによる恐怖政治、そしてスターリン死去まで描く。最終章ではドイツ統一、ソ連崩壊を経た１９９０年代から、二人の独裁政治家がヨーロッパに残した禍根を振り返る。

目次 : 第１７章　スターリンの戦争―ヒトラー一九四三‐一九四四（五三‐五五歳）スターリン一九四三‐一九四四（六三‐六四歳）/ 第１８章　ヒトラーの敗北―ヒトラー一九四四‐一九四五（五五‐五六歳）スターリン一九四四‐一九四五（六四‐六五歳）/ 第１９章　スターリンの新秩序―スターリン一九四五‐一九五三（六五‐七三歳）/ 第２０章　展望―一九三〇‐一九九一

【著者紹介】
アラン・ブロック : １９１４年生まれ。２００４年没。イギリスの歴史学者。オクスフォード大学で学んだのち、オクスフォード大学セント・キャサリンズ・カレッジの学寮長、オクスフォード大学副学長を務めた。１９５２年、いまなおヒトラー伝の白眉とされる『アドルフ・ヒトラー』（邦訳、みすず書房）を刊行。レジオン・ドヌール勲章受章。１９７６年、男爵（一代貴族）に叙せられる

鈴木主税 : １９３４年東京生まれ。２００９年没。翻訳家。ウィリアム・マンチェスター『栄光と夢』（草思社）で翻訳出版文化賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）