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ISBN 10 : 4801007414
Content Description
ニーチェ、アルヴァックス、ノラらの研究、シェイクスピア、ワーズワース、プルースト、ヴォネガットらの文学作品、キーファー、ボルタンスキー、カバコフらの現代美術などを手がかりに、メモリー・スタディーズにおける第一人者が、古代からデジタル時代に至る想起の文化史を概観し、想起の空間の多彩なパノラマを提示する。
目次 : 序論/ 第1部 機能(“技”としての記憶と“力”としての記憶/ 記念の世俗化―メモリア、ファーマ、ヒストリア/ シェイクスピアの史劇における思い出の戦い/ ワーズワースと時の傷/ 記憶の箱/ 機能的記憶と蓄積的記憶―想起の二つの様態)/ 第2部 メディア(想起のメタファー/ 文字/ イメージ/ 身体/ 場所)/ 第3部 蓄積装置(アーカイヴ/ 持続、腐朽、残存物―保存の問題と文化のエコロジー/ 忘却の休閑地における記憶のシミュレーション―現代の芸術家たちによるインスタレーション/ 苦難の宝としての記憶/ アーカイヴのかなた)/ 結び 文化的記憶の危機について
【著者紹介】
アライダ・アスマン : 1947年、ドイツ・ビーレフェルト近郊のベーテルに生まれる。コンスタンツ大学英文学・一般文学名誉教授
安川晴基 : 一九七三年、広島県に生まれる。慶應義塾大学大学院文学研究科独文学専攻博士課程単位取得退学。現在、名古屋大学大学院人文学研究科准教授。専攻、ドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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