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ISBN 10 : 4000237365
Content Description
移民問題と右派台頭に揺れるドイツ。ホロコースト犠牲者の想起に向けられる不満や批判を、記憶文化論の第一人者が、徹底的に検証し、出自や国境を越えた想起の可能性を問う。対話的想起への挑戦。2018年に夫ヤン・アスマンとドイツ出版協会平和賞を共同受賞。
目次 : 忘却、黙殺、想起(記憶研究の諸問題/ ドイツ人の家族の記憶を作ること―果てしない物語?/ ドイツの想起の文化の諸問題)/ ドイツの想起の文化の実践領域(ドイツの二つの独裁制の想起/ 移民社会の中での想起)/ トランスナショナルな視点(被害者競争/ トラウマ的な過去と付き合うための四つのモデル)/ 結び―新たな想起の文化の諸前提
【著者紹介】
アライダ・アスマン : 1947年、ドイツ・ガッダーバウム(現ビーレフェルト市)生まれ。コンスタンツ大学名誉教授(英語文学・一般文学)。マックス・プランク研究賞(2009)、エルンスト・ローベルト・クルティウス賞(2011)、カール・ヤスパース賞(2017、ヤン・アスマンと共に)、バルザン賞(2017、ヤン・アスマンと共に)、ドイツ出版協会平和賞(2018、ヤン・アスマンと共に)などを受賞
安川晴基 : 1973年、広島県生まれ。名古屋大学大学院人文学研究科准教授。専攻はドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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EnJoeToh
読了日:2019/02/25
nranjen
読了日:2019/07/22
takao
読了日:2025/04/07
shin
読了日:2020/02/11
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