Books

そして、僕はoedを読んだ

アモン・シェイ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784385364698
ISBN 10 : 4385364699
Format
Books
Release Date
December/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

そこで彼は何を見て、何を思ったのか。「オックスフォード英語辞典」全20巻、21730ページ、29万1500の見出し語を読破した著者による、すごく真面目で少しおかしな報告書。

【著者紹介】
アモン・シェイ : 意味が曖昧だったり日常あまり使われなかったりする単語に関する本(共著)などを出版。10年前に『ウェブスター新国際英語辞典』第2版を読破し、続いて『ウェブスター新国際英語辞典第3版』も読破。ニューヨーク市在住

田村幸誠 : 滋賀大学教育学部准教授。専門は英語学・言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 奥澤啓

    OEDを読破するというのはマニアックすぎる趣味だと思う。けれども中規模の辞書を、それが何語であれ、通読するのは得るところは大きい。特に外国語の場合、原語の中辞典(収録語数は英語で5万語、仏語で3万語程度)を読む、できれば全部音読すると劇的に「読める」ようになるし、「聞ける」ようになるし、その言葉で「考える」ようになれる。日本語を離れられるということ。レベルでいえば英検準1級位の英語が楽に理解できる(この場合は訳せるという意味)レベルに達したら、英英辞典に切りかえたほうがいいように、個人的には考えている。

  • 奥澤啓

    それで、僕は『そして、僕はOEDを読んだ』を読んだ。疲れた。人類の宝と言いたくなる世界最大の英語辞典を読破した人のお話。日本語最大の辞書なら『日本国語大辞典』(小学館)だけれど、あれを全部読んだ人はいるのかしらとふと考えた。編纂した人は読破しているのだろうか。読みながらいささか鬱陶しさを感じたのは事実だ。とはいえ英語英文学の学徒はこの辞書と格闘しているのだ。松岡正剛は『広辞苑』は御母堂様に譲ったと書いていたような記憶がある。それは自分自身が日本語の辞書になるしかないという決意の表明と受けとめた。

  • マエダ

    OED(全20巻)を1年かけて読切った著者が、そこに出てくる面白単語を紹介している本書。考えただけでも頭が痛くなるような所業だがその過程はかなり面白い。

  • くさてる

    オックスフォード英語辞典を読み通す、それが著者のチャレンジしたこと。以前、ブリタニカ百科事典を読破したひとの本を読んだことがあったけど、英英辞典ときては百科事典より大変そう。もともと辞書マニアだった著者でも、それは喜びと同時に苦しい体験という生々しさが伝わってくる。でもそれもまた楽しんでいる感じ。これ、実際にOEDを手にした人とそうでない人で読後感が全然違うのではないかと思うのですが、後者のわたしでも楽しめる内容でした。

  • おおた

    全く逆なんだけど、友田とん『百年の孤独を代わりに読む』を彷彿させる。英語界最大の辞書OEDを一から読んでおもしろい単語をチョイスするだけなのに、読んでいる自分を客観的に描写しつつ、世間とのずれが浮かび上がってくる。単語選びにもおもしろさが表れる。KakistocracyとかOpsigamyのようにおよそ英語らしくない単語とか、PetrichorやPsithurismみたいによくそれを一語で表す気になったな、という単語など、読んでるだけでHappify。みんなでSupersaliencyしていこう!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items