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生物進化とハンディキャップ原理 性選択と利他行動の謎を解く

アモツ・ザハヴィ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784826901017
ISBN 10 : 4826901011
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ガゼルの自殺的にも見えるディスプレイから人間の顎髭まで、広範囲の動物行動と解剖学的構造をうまく説明する、ザハヴィのハンディキャップ原理を紹介。進化論の構図を完成させる最後の理論。

【著者紹介】
アモツ・ザハヴィ : テルアヴィヴ大学自然保護研究所動物学教授

アヴィシャグ・ザハヴィ : 1969年から1988年まで、イスラエル国立農業研究所ヴォルカニ・センター植物生理学教授

大貫昌子 : 在米翻訳家。訳書に上田誠也“The New View of the Earth”(英訳、W.H.Freeman)、ファインマン『「ご冗談でしょう、ファインマンさん」』、同『QED・私の量子電磁力学』、アインシュタイン『アインシュタイン愛の手紙』、ウイルソン『生命の多様性』(以上、岩波書店)、レジス『アインシュタインの部屋』(工作舎)、グリック『カオス』(新潮社)、コール『数学の秘かな愉しみ』(白揚社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nanshin

    動物の一見すると無駄と思える振る舞いをメッセージ信号と着目して、その有用性を説明して行く手法は斬新さを感じました。少し無理があると感じられる部分も見受けられましたが、人の利他心を理由づけする展開に繋げる部分は納得性がありました。言葉という信号が、信憑性を担保する非言語的コミュニケーションによって支えられていることを本書の理論で指摘していることは、現在のコミュニケーションに警鐘を鳴らしているように感じ取りました。9年前に読んだ「つながりの進化生物学」岡ノ谷一夫著にも同様な指摘がありました。

  • gachin

    表現型が一様な方が、野生生物間でも個体差認識に一役買ってるらしい。/ 利他行動の起源は、血縁淘汰(静的究極)や予測誤差の解消(静的至近)だと思っていたが、マウンティングの代用として進化してきたという考えもあるらしい。

  • 南回帰線

    信号のコスト 実用的選択と信号選択 「信号はそれ自体ハンディキャップを負わせるもので、そのハンディキャップが信号の信憑性を保証する」 「メッセージと信号のあいだには、論理的なつながりがなくてはならない」

  • 5〇5

    生物たちの”はてな”と思える行動や外見を、「ハンディキャップの原理」で解き明かします。観察に基づく面白い読み物にはなっています。しかし、内容が科学的かと言われれば疑問は残ります。あとはしっかりとした検証が必要かもしれませんね。

  • nukuteomika

    ハンディキャップ理論の提唱者による情報豊富な解説書。著者が思うほどの万能性はなさそうな気がするが面白い 

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