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キッチンつれづれ 光文社文庫

アミの会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334103149
ISBN 10 : 4334103146
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大崎梢、近藤史恵、永嶋恵美、新津きよみ、福田和代、松村比呂美、矢崎存美、福澤徹三。短編の名手8人が「台所」をテーマに競演。「おひとりさま日和」「おいしい旅」など、続々重版中の人気ユニットによる全編書下ろし短篇集。

【著者紹介】
大崎梢 : 東京都生まれ。書店勤務を経て、2006年『配達あかずきん』でデビュー

近藤史恵 : 大阪府生まれ。1993年『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。2008年『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞を受賞

永嶋恵美 : 福岡県生まれ。2000年『せん‐さく』でデビュー。’16年「ババ抜き」で第69回日本推理作家協会賞短編部門を受賞

新津きよみ : 長野県生まれ。1988年『両面テープのお嬢さん』でデビュー。2018年『二年半待て』で徳間文庫大賞受賞

福田和代 : 兵庫県生まれ。金融機関のシステムエンジニアとしての勤務を経て、2007年、航空謀略サスペンス『ヴィズ・ゼロ』でデビュー

松村比呂美 : 福岡県生まれ。二度に及ぶオール讀物推理小説新人賞の最終候補ほか、多数の公募新人賞で入選。2005年「女たちの殺意』でデビュー

矢崎存美 : 埼玉県生まれ。1985年、矢崎麗夜名名義で第7回星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。’89年「ありのままなら純情ボーイ」でデビュー

福沢徹三 : 福岡県生まれ。2008年『すじぼり』で第10回大藪春彦賞を受賞。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルで執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mayu

    アミの会+福澤さんで描かれたキッチンがテーマのアンソロジー。料理ではなくキッチンなので、窓から見える隣の家のキッチンだったり子供の頃のキッチンでの思い出だったりとさまざま。キッチンといえど料理が苦手な人達も多く出てくるのが意外だった。福澤さんの新宿の居酒屋が舞台の「限界キッチン」はハラハラしながら気になる展開に一気読み。最後の矢野さんの幼い頃にお腹が空いて仕方が無い時に出逢ったお姉さんとの話「黄色いワンピース」も好きだった。どの話も読みやすく三者三様、今回も楽しませていただきました!

  • とても良かったです。前半から軽めで後半にいくにつれ重めの話になっていく感じでしたが 私は後半の方が好きでした。 キッチン、台所といえば、幸せや苦い思い出、時には料理をしながら考え事をしたりと、沢山の出来事があります。 8編あるうちの6編はとても好きという当たりのアンソロジーでした。 それでも1番好きだったのは 松村比呂美さんの[離れ]かなぁ。 料理というよりは、そのキッチンに立つ人々の人間ドラマ。 そこに立つ人を大事にしたいし、その人にとって幸せな場所に、キッチンも含まれたらいいですね。

  • Mayrin

    読み終わってから改めてテーマが「キッチン」だったことに納得。推理ありほのぼのありで面白かったです。特に永嶋恵美さんと矢崎存美さんが良かった。

  • bluets8

    8人の作家が紡ぐキッチンをテーマにしたアンソロジー。お店のキッチンの話ではなくご家庭の「台所」にまつわる話で、家族やご近所の身近な話題で基本円満で終わるで、読み終わるとほっこり/しみじみした気分になれるアンソロジーになっている……一部を除いて。イチオシは料理ではなく台所からの景色がメインという着眼点の面白さと、お迎えの家人の妙な行動から抱く疑惑と膨らむ妄想からのハートフルなオチという、綺麗なストーリーラインが良い『対面式』。料理の思い出を語る話の中では家族愛溢れる『お姉ちゃんの実験室』が良かった。

  • Tatsuo Ohtaka

    8人の作家(男性はゲストの福澤徹三のみ)が、料理をテーマに短編を書き下ろし。好きな作家(大崎梢、近藤史恵など)が書いているので、楽しみに読んだ。どれもよかったけれど、今回は巻頭の福田和代「対面式」のうまさにやられた! いいね!

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