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High Conflictよい対立、悪い対立世界を二極化させないために

アマンダ・リプリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799330470
ISBN 10 : 4799330470
Format
Books
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

対立のその先へ。対立の構造を理解し、乗り越えるために。対立には「健全な対立」と「不健全な対立」がある。健全な対立は、わたしたちがよりよい人間となれるよう背中を押してくれる。自らを守り、互いを理解し合い、向上していくために欠かせない。対して、「善と悪」「わたしたちと彼ら」といった、相反する関係が明確になったときに起こるのが、不健全な対立だ。そして、不健全な対立は、とても興味深い現象ではあるが、理解はされていない。対立とはどのようなものなのだろうか?そして、不健全な対立を健全な対立に変える方法とは?実際に成し遂げた人のエピソードから学んでいこう。

目次 : 1 対立の中へ(対立の背景/ 二項対立の力/ 対立の火種)/ 2 対立の外へ(時間を稼ぐ/ 空間をつくる/ 対立を解析する/ 物語を複雑にする)

【著者紹介】
アマンダ・リプリー : ベストセラー作家、ジャーナリスト。The Atlantic誌やThe Washington Post紙などに人間の行動や変化について寄稿しているほか、Time誌在籍中、同誌の2度にわたる全米雑誌賞(National Magazine Awards)受賞に貢献。本書の登場人物のように多くのアイデンティティを持つ。熟練した紛争調停者にして、可もなく不可もないサッカー選手、さらには母親、妻であり、ワシントンD.C.の住人

岩田佳代子 : 清泉女子大学文学部英文学科卒。YAからミステリー、ノンフィクションまでさまざまなジャンルを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • なかしー

    自己反省用に読んだ。不健全な対立から抜け出すための具体的な方法:@対立の背景を探る:表面的な争点の背後にある根本的な原因や感情を理解することが重要。A二項対立の枠組みを超える:「私たち vs. 彼ら」といった単純な構図を避け、多様な視点を受け入れる姿勢を持つことが求められる。B対話の促進:相手の意見に耳を傾け、共通点を見出すことで、相互理解を深めること。Cストーリーの複雑化:単純な善悪の物語ではなく、複雑な背景や動機を含むストーリーを共有することで、対立の緩和が期待できる。

  • はっせー

    本書はジャーナリストである著者のアマンダ・リプリーさんが対立について対立の当事者にインタビューしたり、学術書から理論を説明したりしたものになる。本書のテーマは対立。対立には2種類あるとのこと。・よい対立・悪い対立本書ではこの2つの対立の違いから始まり、悪い対立の原因やそこから抜け出すための方法などをまとめられている!対立について自分の身に振り替えって考えることが多かった。新年度や新学期、環境が変わるいまの時期にぴったりの本になっている😄

  • エジー@中小企業診断士

    対立には「よい(健全な)対立」と「不健全な対立」がある。「善と悪」「わたしたちと彼ら」のような相反する関係が明確になったときに起こるのが不健全な対立だ。不健全な対立の構図を遺伝子組み換え作物に反対する環境保護活動家、シカゴのギャングの元リーダー、西海岸の風光明媚なコミュニティで政治の世界に挑戦した調停専門弁護士、コロンビアの反政府ゲリラ兵、そしてニューヨークのリベラルなシナゴークのラビと信者たちとミシガン州の刑務所で働く保守的な人々の交流などのエピソードを通じて不健全な対立をより良く理解することを目指す。

  • sosking

    最近の世の中が二極化している構造が見受けられる。この本は、対決ではなく互いが歩み寄りながら安心と信頼による議論が良い対立との事。和の国日本には、皆の話し合いによって決めなさいと昔から言われてきたが、この本を読めばこの事が物凄く重要だという事が分かる。最近読んだ「エビデンスを嫌うひとたち」もまず共感・敬意・傾聴による信頼関係が大事とあった。ただし、とても困難な道ではあるが…。困難な対立を防ぐ一歩は、「私達と彼ら」と単に2分化しない事だには納得した。

  • はるき

    人間がいかに簡単に怒りに飲まれていくか。理知的な弁護士も建国の父も善良な市民も。怒り、邪推、恐れ。難しいですが、冷静に話し合うことの大切さを痛感します。

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