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ラン・ガール・ラン! 女子マラソンのとびらをあけたボビー・ギブ

アネット・ベイ・ピメンテル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784034254301
ISBN 10 : 4034254300
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ボストンマラソンをはじめて走った女性ボビー・ギブ(1947年?)の物語。
 「女性にはスポーツは向いていない」とされた時代、学校の陸上部にすら入れない彼女は、あきらめずに放課後ひとりで走りつづけた。そうするうちに1966年、「ボストン・マラソン」に出たいと考えた。走っていればレースに出たくなるのは必然。しかしルールによって女性はマラソンに出られない。それでも申し込むが門前払いをくらう。彼女はあきらめなかった。大会当日、スタート地点のしげみに身をかくし、号砲とともに他の選手にまぎれて走りだした。とちゅう彼女のことに気づいた男性ランナーの応援や、沿道の大声援をうけて42.195キロを走りきる。記録は3時間20分。彼女は周囲を仰天させ、以来「女性もマラソンを走る体力がある」という考えが広がった。これを機に1972年ボストンマラソンで女性の正式参加が認められる。ボビーは道を切り開いた。「できない」といわれてもあきらめずに挑戦した。その勇気は、今でも多くの人をはげまし「夢を信じて挑戦すれば、世界を変えられる」という気持ちにさせてくれる。

【著者紹介】
アネット・ベイ・ピメンテル : 幼いころから母親の方針により、フィクション一冊につきノンフィクションの作品を一冊読むよういわれて育つ。現在は、歴史のかたすみで世界の形成に貢献した人々のノンフィクション絵本を多く執筆。本作“GIRL RUNNING”はアメリカで、2018年ジュニア・ライブラリー・ギルドセレクション、2019年ゴールデン・カイト賞オナー、グランドキャニオン・リーダー賞などを受賞した

ミーシャアーチャー : マサチューセッツ大学で多文化教育の学士号を取得し、幼稚園で15年間教える。2017年、初めての自作絵本“Daniel Finds a Poem”(『詩ってなあに?』石津ちひろ訳/BL出版)で、エズラ・ジャック・キーツ賞を受賞。“Wonder Walkers”(未邦訳)で2022年コルデコット賞オナーに選ばれる

やすだふゆこ : 大学卒業後、IT企業に就職。結婚・出産をへて育児のかたわら児童書翻訳の勉強をはじめる。やまねこ翻訳クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MI

    初めて女子マラソンを走ったアメリカのボビーギブさんの話。それまでマラソン42.195キロは女性の体力では走れないとされていた。1966年のアメリカボストンマラソンにエントリーしたが、女性であることを理由に断られた。彼女は断られたが、諦めなかった。フードおまぶかに被り、密かにマラソンに出場してしまった。女性マラソンランナーの先駆者の絵本。断られてもめげずにやり抜いた彼女はかっこいい。

  • 読生

    すでにそれ以上を普通に走っている人に対して「そういう風にはできていない」と堂々と言える滑稽さ。 でも今もそれはさまざまな場面で続いてる。 走りたいから走り、大会にも出たいから出た。 それに覚悟が必要になることがつまり差別があるってことよね。 体のつくりが違うこと、成績があがらないこと、それと、出場する権利とはまた別の話…

  • たくさん

    女性だから断られる、という厳格さはヨーロッパだとかだと特に意識が違ったのだろうな。参政権やその他のことも。自分ならできる、そういう自信があっても周りの人があなたはできないだろうって決めつけられるのは私も一番いやだからなあ。偏見、権威的な決めつけ。そういうのに苦しむ人をこれからの時代も減らしたいですね。

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