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子どものアートセラピー実践ガイド 発達理論と事例を通して読み解く

アネット・ショア

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784772416450
ISBN 10 : 4772416455
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アートセラピーによる治療は、クライエントの成長につながる有意義な機会を与える。しかし、アートの過程・関係性の状態・発達理論の複雑な相互作用を理解していくのは必ずしも容易ではない。本書には、子どもの創造的な表現を理解し、その理解を治療に向けるために、効果的で人をひきつけるツールを開発する際の方略が多数掲載されている。アートの発達・アートセラピー・子どもの発達に関する最良の文献を統合し、創造性を養い、関係性を成長させる、アート材料の有する力強い役割を強調している。理解の助けとなる多数の事例とアートの具体例によって、心理社会的理論・神経生物学的理論・愛着理論を説明し、愛着障害・不安・悲しみ・親の葛藤・経済的困窮・薬物依存・子どもの虐待・自閉症スペクトラム障害などへの実践的な応用を紹介する。

目次 : 第1部 アートの観点から見た子どもの発達(子どもの発達における言葉としての絵:理論的根拠/ 子どもの成長を物語るアート作品)/ 第2部 アートの観点から見た対人関係の発達(早期乳幼児期における絵画的言語/ 早期乳幼児期の人間関係のトラウマに関する絵画的言語)/ 第3部 レジリエンスと脆弱性に関する絵画的言語(レジリエンス:挑戦に取り組む能力/ 脆弱性と変動する発達状態)/ 第4部 子どもと親への合わせ方(計画、実践に関すること、安全性/ 子どもとの取り組み・査定・情報取得 ほか)/ 第5部 アートに基づく同調:修復の促進(メンタライゼーション、トラウマ、愛着とアートセラピーのナラティブ/ 頑強さの構築:発達の崩壊の修復 ほか)

【著者紹介】
アネット・ショア : アートセラピスト、スーパーバイザーであり、メリルハースト大学大学院のアートセラピー・カウンセリングプログラムの教員である。オレゴン州ポートランドで開業しており、現在、Art Therapyの編集・査読委員も務めている。25年以上の臨床経験を有し、アートセラピーの創造的課程について、発達・関係性の見地から、講演・著作を行ってきた

高橋依子 : 1974年京都大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程修了。現在、大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻教授。文学博士、臨床心理士、日本描画テスト・描画療法学会会長

高橋真理子 : 2014年米国コロンビア大学教育大学院TESOL Certificate取得。2016年京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻博士課程修了。現在、関西学院大学非常勤講師・同志社大学嘱託講師。博士(人間・環境学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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