Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• ちえ

  読了日：2019/02/16

  【猫本を読もう 読書会】https://bookmeter.com/events/6062　BC（猫と暮らす以前）に新聞書評欄で目にし思わず購入。インドのタラブックスで手漉きの紙にシルクスクリーンで刷られた本。紙のザラザラした感じや印刷の手触り。どれも個性的な猫たちの描かれ方。最後にそれぞれの絵の作者が書いてあるんだけど作者不詳というのがあるのも面白い。書影はカバー付きで星型などにくり向かれたケースを外すと猫の絵。シリアルナンバーが付いていて４４６０/５０００　近くの図書館にあればぜひ手に取ってほしい。

• ベル@bell-zou

  読了日：2021/01/01

  うむむ。インドの人には猫はこんな風に見えているのか！ありがちな猫の絵の概念を軽々とひっくり返される、有り得ない猫のフォルムや模様。決して愛らしさは感じないのだけれど、なんでだろう、"あっ、こういう表情、してるかも"と全否定できないリアルがコッソリ仕込まれてる気がする。「よくばり猫」の野生と「しんみりする猫」の上目遣い。「お祈りする猫」からの「…しない猫」に笑ってしまった。日本には、いや、どこにもいない猫たちを堪能できます。〔蔵書:2015.7初版、Number Edition 2692/5000〕

• にがうり

  読了日：2017/11/07

  インドに呼ばれる人とそうでない人がいると言われるが、100％後者。インドのタラブックスが話題になってるなーと気になりつつ、お呼びでない人なので、若干迷いながら、ケースのデザインとタイトルが決め手で購入。部族出身のアーティストたちが描く様々な猫は、全体に民芸調で、土産物の絵を眺めている感も。これ猫じゃない、と好みでない絵も多いが、ざらざらした手すきの紙、シルクスクリーンのぺったりしたインク、一冊ずつ製本した本の綴じ糸に手仕事の温もりを感じる。翻訳出版したグラフィック社の心意気も買い。

• ふじ

  読了日：2015/10/13

  インドの民族の染め方？でひたすらにいろんな猫が描かれた手仕事製の本。紙からなのか、インキからなのか、日本の出版物とは違う匂いがする。すでに異国情緒。そして、猫の姿形もかなりビビットで、ゆるい猫イラストに慣れた自分には刺激的でした。読むだけでここまで違う文化を感じさせるとは。

• 保山ひャン

  読了日：2016/04/09

  『世界のはじまり』同様、インドのターラーブックスで1冊1冊手作りされた本。いろんな猫が描かれている。それぞれがまるで違う生物のようで、なかには狛犬ではないのか、と思わせる猫までいた。

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