Product Details
ISBN 10 : 4867421693
Content Description
9.11テロを経てアフガニスタン紛争におけるテロリスト対策を目的として飛躍的に発展した最先端バイオテクノロジー“生体認証”。それは紛争後、戦場から街中へと場を移し、矛先は個人に向けられるようになった。そして今、コロナ・パンデミックがその運用に正当な理由を与え、実行を後押ししている!本書は、米国防総省の密かな取り組みに、図らずも巻き込まれ、翻弄されていった兵士たち―ファースト・プラトゥーンの物語を軸に、“生体認証”という、武器の成り立ちを追い、暗雲立ち込める未来について告げる警告書だ。
目次 : 1(パノプティコン/ 2人のウィル・ウェスト ほか)/ 2(地理的な条件は宿命的だ/ カブール炎上 ほか)/ 3(パエンザイ防衛拠点/ 神の目の眺め ほか)/ 4(プラトゥーンを得る/ Cワイヤー ほか)/ 5(手がかりの跡/ 本当の正体 ほか)
【著者紹介】
アニー・ジェイコブセン : 調査報道ジャーナリスト。ピューリッツァー賞歴史部門の最終候補作となった『ペンタゴンの頭脳』、ニューヨーク・タイムズベストセラーの『エリア51』(いずれも太田出版)など話題作を執筆。また、雑誌『ロサンゼルス・タイムズ』の編集に携わっていた。プリンストン大学卒業。ロサンゼルス在住
斉藤宗美 : 国際関係の仕事に従事した後、英語・スペイン語の翻訳を手がける。カナダ、アメリカ、コスタリカ、オーストラリアなど、17年間を海外で過ごす。青山学院大学英米文学科卒業。オハイオ大学大学院国際関係学部修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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