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ISBN 10 : 486578022X
Content Description
サルトルは、いかにして“サルトル”を生きたか。
数多あるサルトル評伝のなかでこれが決定版!! 幻の決定版サルトル評伝が遂に完訳!
歴史、社会、思想のすべてをその巨大な渦に巻き込んで、自ら企てた“サルトル”という試みを生ききった巨星、サルトル。既存の文法を破壊し、打ち立てた新しい規範をまた破棄し、無限の闘いに捧げたその生涯を、作品に深くくいこんで描く畢生の大著! 自らの内部で輝く知性のみを恃んで生きる世紀の天才・サルトルを描ききった、世にもダイナミックな伝記。
●アニー・コーエン=ソラル(Annie Cohen-Solal)アルジェリア生。伝記『サルトル??その人生』が国際的なベストセラーを博した後、1989年に初渡米、駐米国フランス大使館文化参事官としてニューヨークに滞在。画廊主レオ・カステリとの出会いにより、芸術の世界へと興味が移る。大学教授として、そして文化史家として、芸術家の社会史に集中することによって、この分野を豊かなものにしてきた。2001年、アメリカ絵画の分野で、芸術アカデミーのベルニエ賞を受賞、またレオ・カステリとその仲間たちに関する著書が、最高の現代芸術の本のための文化芸術賞を獲得。ポンピドゥー・センターの館長アラン・セバンの特別顧問を務めた他、「大地の奇跡 2014」の委員を務めた。最近の著書“New York Mid-Century 1944-48”, “Mark Rothko: Toward the Light in the Chapel”は、4言語で刊行される。2009年、ニューヨーク・シティのフランス領事館にて、駐米大使ピエール・ヴィモンによりレジオン・ドヌール勲章を与えられる。
●石崎晴己(いしざき・はるみ)1940年生まれ。青山学院大学名誉教授。1969年早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。専攻フランス文学・思想。訳書に、ボスケッティ『知識人の覇権』(新評論)、ブルデュー『構造と実践』『ホモ・アカデミクス』(共訳)、トッド『新ヨーロッパ大全III』(II共訳)『移民の運命』(共訳)『帝国以後』『文明の接近』(クルバージュとの共著)『デモクラシー以後』『アラブ革命はなぜ起きたか』、レヴィ『サルトルの世紀』(監訳)、カレール=ダンコース『レーニンとは何だったか』(共訳、以上藤原書店)など多数。編著書に、『世界像革命』(藤原書店)『サルトル 21世紀の思想家』(共編、思潮社)『21世紀の知識人』(共編、藤原書店)など。
【著者紹介】
アニー・コーエン=ソラル : アルジェリア生まれ。ソルボンヌで文学博士を取得。ポール・ニザンの伝記『ポール・ニザン、不可能なコミュニスト』が、アメリカの高名な出版人、アンドレ・シフリンの目に留まり、サルトルの伝記執筆のオファーを受ける。1989年に初渡米、駐米国フランス大使館文化参事官としてニューヨークに滞在。その後、芸術の世界へと関心を広げ、アメリカ絵画に関して旺盛な研究・執筆活動を進めつつ、欧米各国の有名美術館での特別展企画運営、フランス内外の大学での講義など、幅広く活躍している
石崎晴己 : 1940年生まれ。青山学院大学名誉教授。1969年早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。専攻フランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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