アナニヨ・バッタチャリヤ

Individuals/organizations Page

Books

未来から来た男 ジョン・フォン・ノイマン

アナニヨ・バッタチャリヤ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622096429
ISBN 10 : 4622096420
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

20世紀科学史における異才にして天才、そして「悪魔の頭脳」と呼ばれた男の全仕事を鳥瞰するベストセラー評伝。

目次 : 1 メイド・イン・ブダペスト―天才が生まれ、育った/ 2 無限とその先へ―10代の若者が数学の危機に立ち向かう/ 3 量子の伝道者―神はどのようにサイコロを振るのか/ 4 Y計画と「スーパー」―トリニティーからアイヴィー・マイクへ/ 5 現代のコンピューターの誕生を巡る込み入った事情―エニアックからアップルまで/ 6 ゲーム理論―陰鬱な科学、経済学を活性化させる/ 7 海辺のシンクタンク―核戦争をゲーム化する/ 8 レプリケーターの出現―機械をつくるための機械と、心をつくるための機械/ エピローグ どの未来から来た男?

【著者紹介】
アナニヨ・バッタチャリヤ : サイエンスライター。『エコノミスト』『ネイチャー』各誌で執筆。専門は科学政策、書誌計量学、遺伝学、素粒子物理学など多分野におよぶ。インペリアル・カレッジ・ロンドンでタンパク質結晶学のPhDを取得後、サンディエゴのバーナム研究所で医学研究員を務めた

松井信彦 : 翻訳家。訳書、クローズ『宇宙に質量を与えた男』(早川書房2023)、ボール『量子力学は、本当は量子の話ではない』(化学同人2023)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • とも

    ノイマンの功績を辿って行く本。 量子力学、原子爆弾の開発、コンピュータの開発、ゲーム理論、自己増殖オートマトン…それぞれが専門的すぎて難しい。一般向けじゃないなあ。 本編とはあまり関係ないが8/9の原爆投下の話が出てくる。第1目標の小倉上空は前日の八幡空襲の煙に覆われ視界が悪く投下を3回試みたがうまくいかず、第2目標である長崎へ飛んだ。本書で一番ショッキングだった。

  • やすお

    身の回りにあるコンピュータの基本構造を設計した科学者ノイマン。現代稼働しているコンピュータはノイマン型コンピュータの枠をまだ出ていない。ノイマンが天才であることは知っているので、どれくらい天才なのかを知るために読んだ。ノイマンの業績としてはコンピュータだけではない。核兵器開発やゲーム理論、人工生命などに及ぶ。現代生活の基盤や危機の原因などは現代まで影響を及ぼしている。ノイマンは未来が見えていたのだろうか。きっと見えていたと思うが、そういう人ほど短命であるのが残念だ。

  • とりもり

    現代科学に多大なる貢献をなした天才・ノイマンの足跡をほぼ時系列で記述した伝記なのだが、次々に興味を持つ分野が変遷するので、それがそのままノイマンの実績の記録になるのが凄い。生涯を通じてノイマンの根幹をなす数学からスタートし、数学的な興味を量子力学(それが核兵器に繋がっていくのは残念だが)、コンピューター、ゲーム理論、オペレーションズ・リサーチ、セルオートマトンと様々な分野に拡張していく。その意味では、ノイマンはやはり数学者だったんだなという感を強くした。こんな知性は二度と現れないのでは? ★★★★☆

  • 元よしだ

    図書館本、さらっと読み〜〜 特におもしろかったのは 【ゲ―デル】【チュ−リング】 【コンウェイ】。。

  • 朝ですよね

    軍事研究、計算機科学、ゲーム理論、オートマトンなど業績は多岐にわたる。構造や問題点を瞬時に見抜く直観と、それを定式化する圧倒的な数学センスを持っていた。現実に生きる人は合理的経済人ではないし、生き物は協力により進化するという考えが根底にあったようだ。ノイマンは知能を自分のためだけではなく、精力的に社会の発展へ使った。今はコンプライアンスがしっかりしているが、昔はユダヤ人、同性愛者、共産主義などの理由で潰された才能も多そう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items