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わが闘争 上 完訳 角川文庫

アドルフ・ヒトラー

User Review :3.5
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784043224012
ISBN 10 : 404322401X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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かの有名な「わが闘争」を読んでみようと買...

投稿日:2012/02/06 (月)

かの有名な「わが闘争」を読んでみようと買いましたが、日本語の煩わしさに挫折しました。訳が悪いのか、原文自体がこうなのか……。 とにかく、読みたいなら他の訳を買うことを薦めます。

霧島ヤルル さん | 青森県 | 不明

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ヒトラーは20世紀最悪の民族差別主義の狂気...

投稿日:2011/07/12 (火)

ヒトラーは20世紀最悪の民族差別主義の狂気の独裁者だというのが一般的な評価であろう。反面第一次世界大戦で疲弊したドイツを立て直した稀代の政治家という評もある。そして演説の天才とも。ヒトラーをどう評価するかではなく、何故ドイツ国民はこぞってナチとヒトラーを支持したのか?政治家ならぬ政治屋が跳梁跋扈し、政治家にとって最も重要なはずの言葉が単なる音声にしかならず、その一方で微笑みたっぷりと「国民の皆さん」と言いながら、裏では国を滅ぼすこと必定の消費税増税を着々と進めるなど、言葉を失った日本の政治屋の姿は、実はヒトラーよりもはるかに危険である。国旗・国歌にしても、思想信条の自由を守るために教育現場での強制をしないことを約束しておきながら、その約束が反故される国。ナチとヒトラーを全否定したところで、ヒトラーとは別の形で国が壊されていく現実がある。太平洋戦争経験者たちは、昨今の日本が戦前のにほんに酷似していることに危機感を抱いている。歴史から学ぶために、ナチにもヒトラーにも一切触れずに済ますようなことをしていれば、歴史は必ず繰り返される。

古楽器奏者 さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • マエダ

    第六章の戦時宣伝は必読でありここがヒトラーの旨みである。宣伝の目的とは何か宣伝は誰に向けるべきか、と非常に学ぶべきものが多い。学識あるインテリゲンツィアに対してか、あるいは教養の低い大衆に対してか、”宣伝は永久にただ大衆にのみ向けるべきである”思っていてもここまで言い切るとは面白い。宣伝に対する拘りは非常に見ものである。

  • Willie the Wildcat

    過渡な民族・文化への誇りも、土壌に政治の腐敗や経済の疲弊。普仏戦争、第一次大戦を通した心の鬱積が、次第に反ユダヤに傾倒する件が印象的。但し、論旨が感情的であり、論理性に欠ける気がする。一方、当時の政治・経済状況への市民の不満に、その感情的な訴えが一致したのも事実。時勢と自分の立ち位置を踏まえた戦略が、ヒトラーの政治家としての才かもしれない。無論、大衆を無能としている点が、ヒトラーの本質。青少年時代の不遇、”出会い”の巡りあわせの不幸が屈折した方向に突き進んだ要因なのか。

  • Miyoshi Hirotaka

    1920年代のメディアの主力は新聞。ところが、国の運命を国際連盟に委ねるべきと世論誘導し、道徳や風紀を時代遅れなものとし、ドイツ民族と帝国の墓堀人の役割をした。新聞の読者は、読んだものをすべて信じてしまう人々が圧倒的多数で、読んだものを批判的に吟味し、判定する頭脳を持つ人々は極めて稀。ヒトラーは演説という徒手空拳に近い手段で大衆を切り崩し、多くの聴衆と支持者を集めるまでに成長した。新聞社はユダヤ系。新聞批判は反ユダヤと密接に関係した。国を貶める報道をした「反独マスコミ」も迫害の原因と無関係ではなかった。

  • 紫陽花

    ドイツのヒトラーの作品。図書館で偶然見かけ、有名な本なので読むことにしました。内容は難しく、賛同できない部分もありますが、大衆運動のこと、議会のことなど、新聞のこと…。今にも通ずる部分もたくさんありました。凄い筆力です。色んなことを考え、そして実行してきたんですね。それに比べると私自身は何も考えないで毎日生きています。若干反省させられました。

  • かわうそ

    P32「読書や学習の技術というものはまた、次の点にある。すなわち、本質的なものを保持し、本質的できないものを忘れること。」p60「だが、いずれの場合にも読書は、その時々に読んだ内容が、本の記述の順序や、あまつさえ読んだ本の順序に従った記憶にとどめられるのではなく、モザイク様の石のように、一般的世界像の中でそれらに与えられるべき地位に場所を占め、そして読者の頭の中にこの像を形成する助けとなることが必要である。」しかし、本質的なものを見誤ると悲劇的なことになることはヒトラーが身をもって証明しているのですが。

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