アドリアーノ・プロスペリ

Individuals/organizations Page

Books

トレント公会議

アドリアーノ・プロスペリ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862852588
ISBN 10 : 4862852580
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

トレント公会議や対抗宗教改革はイタリア近現代史の主題である。日本語版書き下ろしでアジア関連の終章を付した、イタリアを代表する碩学によるイタリア近世史入門。

目次 : 第1章 公会議をめぐる論争/ 第2章 教皇権の勝利/ 第3章 公会議における最初の問題―規律の改革か、教義の討議か?/ 第4章 公会議という地震計を通して見るヨーロッパ政治/ 第5章 教義に関する諸問題/ 第6章 改革に関する諸問題/ 第7章 公会議の解釈/ 第8章 改革決議の実行/ 第9章 トレント公会議の秘蹟と社会の習慣/ 第10章 トレント、過ぎ去らない歴史/ 第11章 史料と研究史/ 終章 イリアスとオデュッセイアの間―トレント公会議と非ヨーロッパ圏の文化

【著者紹介】
大西克典 : 1982年生まれ。2005年3月東京大学文学部歴史文化学科西洋史学専修課程卒業。2015年1月ピサ高等師範学校博士課程修了。現在日本学術振興会特別研究員(PD)。博士(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 人生ゴルディアス

    よくわからない公会議。20世紀の第二ヴァチカン公会議まで400年くらい開催されてなかったが、要するに教皇でさえも従わなければならない(と期待される)教会に関する問題を話し合う場で、ヴァチカンが世俗国家としての力を増していた中世後期以降は教皇としても自分以上の権威を認めたくなくて開催を渋っていたりしたようだ。トレント公会議はルター以降の対抗宗教改革の始まりともされているらしい。終章では日本や中国などの宣教師の宣教態度の変化が、宗教改革を経ているために新大陸のそれとは異なるという指摘もなるほどと。

  • 沖縄電鉄社長

    日本版書き下ろしの終章において、天正遣欧使節のや日本宣教の背景にトレント公会議の精神が息づいていることを明らかにする。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items