Product Details
ISBN 10 : 4845920263
Content Description
遺伝学の「わかること」と「わからないこと」から人種差別主義者の論理をぶち破る。
目次 : 第1章 「色分け」に潜むリスク(「色」で分けられる人びと/ 「人種」という発明品/ 遺伝学の誕生/ 遺伝学は人種をどう見ているのか)/ 第2章 あなたの祖先は私の祖先(祖先はあいまいなもの/ 私たちは祖先を共有している/ アフリカの途方もない複雑さ/ イギリスにおける人種/ 不確かなルーツ/ 遺伝子に「国」は刻まれない/ レイシストは遺伝学を悪用する)/ 第3章 黒人アスリートは強い?(身体能力は人種の問題なのか/ 奴隷制が生み出した偏見/ 「強い」遺伝子はあるのか/ 文化というファクター/ 複雑さを受け入れる/ 根深く無自覚な偏見)/ 第4章 知能は遺伝か(人種差別主義者、ジェームズ・ワトソン/ IQは変わる/ それでも知能は遺伝する?/ ユダヤ人は賢いのか/ 文化を見誤ってはならない)/ 終章 結論とまとめ
【著者紹介】
アダム・ラザフォード : 遺伝学者、サイエンス・ライター。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで遺伝学を学び博士号を取得。博士課程在籍中は小児の失明の遺伝的原因を初めて突き止めた研究チームの一員だった。科学誌「ネイチャー」の編集やガーディアン紙への寄稿のほか、BBCラジオ4の「Inside Science」をはじめ科学番組の案内役および科学ドキュメンタリーの制作でも活躍。ロンドン在住
小林由香利 : 翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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