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ISBN 10 : 4480860924
Content Description
20世紀初頭に発見された量子力学は、世界の見方を根幹から変えた。ではそれはどんな世界なのか?その意味をめぐる議論は、「コペンハーゲン解釈」をもって正統とされる。しかしその解釈にはいくつもの問題がある。最大の謎は、世界を構成する基本物質、原子も電子も素粒子も「実在しない」という主張だ。アインシュタインはこれに猛然と異を唱え、ボーアと激しい論争を繰り広げた。曖昧な決着のまま、長らくこの問題は問うことすらタブーとされてきた。しかしいま、実在をめぐる論争は、物理学のみならず、哲学者、数学者、天文学者など各界の名だたる頭脳を巻き込んで、熱く燃えている。大いなる問い「実在とは何か」をめぐる熱い論争の100年をたどる知的エンターテインメント。
目次 : プロローグ 成し遂げられた不可能なこと/ 第1部 心を鎮めてくれる哲学(万物の尺度/ どこか腐敗していたデンマークの固有状態/ 街なかの乱闘 ほか)/ 第2部 量子の反乱分子(流浪する物理学/ 別世界からやって来た!/ 科学の最も深遠な発見 ほか)/ 第3部 大いなる企て(表面下の実在/ 量子の春/ コペンハーゲンVS.宇宙 ほか)
【著者紹介】
アダム・ベッカー : サイエンスライター。1984年生まれ。コーネル大学で哲学と物理学を学び、ミシガン大学で宇宙物理学のPh.D.を取得。BBCやNew Scientistほか多くのメディアに寄稿。『実在とは何か―量子力学に残された究極の問い』が初の著書
吉田三知世 : 京都大学理学部物理系卒業。英日・日英の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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にしがき
読了日:2022/06/26
KAN
読了日:2025/06/19
人生ゴルディアス
読了日:2022/05/21
mft
読了日:2021/09/29
harhy
読了日:2023/10/08
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