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国富論 下 国の豊かさの本質と原因についての研究 日経ビジネス人文庫

アダム・スミス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296117567
ISBN 10 : 4296117564
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第五編では、主権者か国の収入を扱う。第一に、国王または国が必要とする経費は何なのか、社会全体が負担すべき部分がどれで、一部の人だけが負担すべき部分はどれなのかである。第二に、社会全体が負担すべき経費を賄うために、社会全体で拠出する方法にはどういうものがあるかである。最後に、近代のほとんどの政府が債務を負う原因、この債務が社会の真の富、つまり社会の土地と労働による年間生産物にどのような影響を与えてきたのかである。(「序論と本書の構成」より抄出)。

目次 : 第5編 主権者または国の収入(主権者または国の経費/ 社会の一般財政収入の源泉/ 政府債務)/ 解説 『国富論』と現代経済学(根岸隆)

【著者紹介】
アダム・スミス : 1723〜1790年。英スコットランドの社会哲学者、政治経済学者

山岡洋一 : 翻訳家。1949年生まれ。政治経済分野の翻訳で高い評価を得る。2011年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いとう・しんご

    結局、「見えざる手」は中巻の1回だけでした。本巻終わり頃の財政論を読むと当時の英国は戦費の累積による巨大財政赤字で苦しんでいたようで、現代日本の財政赤字肯定論があるように、当時のイギリスでも同様の議論の議論がなされていたようですが、これに対してスミスは反論を加えた上で古代ローマにおけるデノミ(1/24)を例に引いて、その再現の危機に言及していますP367。まぁ、良く分らない部分があったりも多々ありましたが、もっと早く読んどくべきだったな、と思いました。

  • Akiro OUED

    18世紀の大英帝国政府は、返済見込みのない永久国債を発行した。20世紀末の日本政府は、消費税増税と政府支出抑制を実行した。失われた30年。膨張した債務をどうやって償却するのか。PB黒字化とかMMT理論とか、スミスの宿題に未だ答えが出てない。下巻のスミスの財政論、色褪せてない。

  • sab

    国家の財政運営と税制。 ◆常備軍は強かった。フランス革命の欧州への波及は、ナショナリズムに駆られた市民兵が強かったという評価や、ギリシア対ペルシアは民主主義の勝利だ、とかで、熱意が士気を鼓舞し、職業軍人を破る、という理屈だと思っていたがどうやらそうではないらしい(そもそも上に挙げた二例は、相手が職業軍人ではなく傭兵だったのかどうかもよくは知らないが)。

  • KM

    下巻は国の支出と収入に関するものを記載している。著者は、防衛、司法、公共施設•機関に国は支出しており、その通りだなと思った。教育に対する言及の中で宗教が矛盾を含んでおり、徐々に影響力が低下しているとの言及があり、この時代の人でもそういう主張があるんだなとびっくりした。後半は税等の話ではあり、現代にも通ずることろが多かった。

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