アダム・オファロン・プライス

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ホテル・ネヴァーシンク ハヤカワ・ミステリ

アダム・オファロン・プライス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150019624
ISBN 10 : 4150019622
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ニューヨーク州、キャッツキル山地の山あいにそびえる“ホテル・ネヴァーシンク”。ポーランド系ユダヤ人のシコルスキー一家が1930年代に大邸宅を買い取って開業したこのホテルはやがて、トルーマン大統領にも愛される、アメリカ屈指のリゾートに成長する。しかしあるときからホテル周辺で子供たちの行方不明事件が起こるようになりホテルの人気は凋落。その裏には、一家の抱える秘密があった…。ホテルを取り巻く人々の語りによって真相が暴かれるゴシック・ミステリ。エドガー賞最優秀ペーパーバック賞受賞作。

【著者紹介】
アダム・オファロン・プライス : 1975年ロサンゼルス生まれ。コーネル大学で美術学の修士号を取得。2016年にThe Grand Tourでデビューして以来、文芸誌やウェブマガジンで短篇やエッセイを数多く発表している。2019年に上梓した第二長篇である『ホテル・ネヴァーシンク』はアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペーパーバック賞を受賞した。ノースカロライナ州カーボロ在住

青木純子 : 早稲田大学大学院博士課程満期退学、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • のぶ

    舞台はニューヨーク州の山地の一角にあるリゾートホテル。創業者は、ユダヤ系移民のシコルスキーという人物。1930年代に小さな民宿業から財界人も宿泊する大きなホテルを作り上げた。これがタイトルにもなっているネヴァーシンク。それぞれの人物というホテルの概略だが、ホテルの盛衰については直接描かれてはいない。1950年代から現代まで時代をまたいで連作小説風の群像劇だった。それぞれの人物が出来事を語り、それがホテルを築き上げている構成で、自分には取っ付き難く、読み辛い作品だった。個人的に合わなかっただけだろうが。

  • Panzer Leader

    「第183回海外作品読書会」ニューヨーク郊外のリゾートホテルの設立から閉鎖までを児童失踪事件を絡めながら綴ったゴシック風年代記。経営者の家族や従業員が語る一つ一つのエピソードは興味深いが、通して読むとまとまりがないように感じた。「世界の美しくてミステリアスな場所」に載っていた破棄されたホテルの写真をイメージしながら読むと雰囲気抜群。

  • オーウェン

    ニューヨーク州に建てられたホテル・ネヴァーシンク。 徐々に人気のホテルとなるが、子供の失踪事件から徐々に影が。 次第に誰も近寄らないホテルとなっていく。 ホテルに関わる各人の独白によって綴られていくミステリだが、時が経つにつれゴシック風味が混ざってくる。 とにかく真相を明かさずに、ホテルの隆盛だったり、一族の人間関係などが延々と続く。 そして最後も煙に巻いたかのような独白。 明確に明かさないスタイルを取っており、解釈も色々考えられるが、そういうモヤモヤが残るのが嫌いな人は見ない方がいいかも。

  • 星落秋風五丈原

    「売り家と唐様で書く三代目」という諺がある。初代が苦心して財産を残しても、三代目にもなると没落してついに家を売りに出すようになるが、その売り家札の筆跡は唐様でしゃれている。知り合いにも丁度三代目になる企業があり、やはり次代はなさそうだ。コロナがなくても早晩売り払うだろう。  さて、ニューヨーク州の山地にそびえ立つホテル・ネヴァーシンクも三代目にして潰れる。かつては大統領も宿泊に来る人気ホテルだったが、二代目の時に子どもが行方不明になる事件が発生する。

  • ち〜

    ユダヤ移民により開業したホテル、ネヴァーシンク。苦労の末、栄えていくが、ホテル近辺で子供が行方不明になる事件が続く。謎は提示されるものの、ふかく掘り下げられる気配はなく、物語はホテルが栄え、衰退していく約50年の歴史を、3代にわたる経営者一族、従業員、宿泊客たちによるドラマとして進められていく。ラストでようやく事件の真相が判明するが、予想通りだった。早川ポケミスではあるが、ミステリー要素はほぼ感じられなかった。

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