アセモグル & ロビンソン

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国家はなぜ衰退するのか 下 ハヤカワ ノンフィクション

アセモグル & ロビンソン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152093851
ISBN 10 : 4152093854
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

《ワシントン・ポスト》《エコノミスト》《フィナンシャル・タイムズ》各紙誌の年間ベストブックに選出! 下巻には坂本龍馬や大久保利通も登場。

「著者たちは、ある問題をめぐる議論に重要な貢献をなした。一見似たような国家が、経済や政治の発展においてまったく異なっているのはなぜかという問題である」
――ケネス・J・アロー(1972年度ノーベル経済学賞受賞者)


「本書を手に取って読みはじめたら、途中でやめるのは難しい」
――マイケル・スペンス(2001年度ノーベル経済学賞受賞者)


「思わず引き込まれる、きわめて読みやすい本だ。そして結論には勇気づけられる」
――ニーアル・ファーガソン(ハーバード大学教授。『憎悪の世紀』『マネーの進化史』ほか)


「著者たちは経済学と政治経済学における重要問題に関する研究を大いに活気づけた」
──ゲイリー・S・ベッカー(1992年度ノーベル経済学賞受賞者)


「希望を与えるすばらしい書──だが一方で、ひどく心をかき乱す警鐘でもある」
──サイモン・ジョンソン(MITスローン校教授)


「このうきうきするほど読みやすく面白い物語において、現代の社会科学の巨人である著者たちは、元気の出る重要なメッセージを送っている」
──イアン・モリス(スタンフォード大学教授)


   「本当にすごい本だ。アセモグルとロビンソンは、一流の思想家たちを何世紀にもわたって悩ませてきた社会科学における最大の難問に挑み、シンプルさと力強さにおいて卓越した解答を提示した」
――スティーヴン・レヴィット(『ヤバい経済学』ほか)


*巻末にアセモグルと解説者のQ&Aを収録(解説/稲葉振一郎)。


■著者紹介
ダロン・アセモグル Daron Acemoglu
マサチューセッツ工科大学(MIT)エリザベス&ジェイムズ・キリアン記念経済学教授。トルコ出身。英国ヨーク大学卒業後、1992年にロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で博士号を取得。研究分野は政治経済学、経済発展、経済理論など多岐にわたる。40歳以下の若手経済学者の登竜門とされ、ノーベル経済学賞にもっとも近いと言われるジョン・ベイツ・クラーク賞を2005年に受賞。


ジェイムズ・A・ロビンソン James A. Robinson
ハーバード大学デイヴィッド・フローレンス記念政治学教授。英国出身。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)卒業後、1993年にイェール大学で博士号を取得。主たる研究分野は政治経済学と比較政治学、経済発展と政治発展。ラテンアメリカとアフリカの世界的に著名な専門家で、ボツワナ、モーリシャス、シエラレオネ、南アフリカなどで研究活動を行なっている。




【著者紹介】
ダロン・アセモグル : マサチューセッツ工科大学(MIT)エリザベス&ジェイムズ・キリアン記念経済学教授。トルコ出身。英国ヨーク大学卒業後、1992年にロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で博士号を取得。研究分野は政治経済学、経済発展、経済理論など多岐にわたる。40歳以下の若手経済学者の登竜門とされ、ノーベル経済学賞にもっとも近いと言われるジョン・ベイツ・クラーク賞を2005年に受賞

ジェイムズ・A.ロビンソン : ハーバード大学デイヴィッド・フローレンス記念政治学教授。英国出身。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)卒業後、1993年にイェール大学で博士号を取得。主たる研究分野は政治経済学と比較政治学、経済発展と政治発展。ラテンアメリカとアフリカの世界的に著名な専門家で、ボツワナ、モーリシャス、シエラレオネ、南アフリカなどで研究活動を行なっている

鬼沢忍 : 翻訳家。1963年生まれ。成城大学経済学部経営学科卒。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 赤星琢哉

    上下巻通じてむちゃくちゃ面白かった。良著。繁栄する国家とはなんだろう?簡単に言うと、独り占めしないで、みんなで大きくなろう、と言うことだと思う。そういう制度に変えれば済む話に聞こえるが、特定の層が国民から搾取するような収奪的な制度の下では、一筋縄ではいかない。でも、日本の明治維新のように収奪的制度から包括的制度へうまく変われた国もある。その違いは?タイトルは「国家はなぜ衰退するのか」だが、国家の部分は会社やグループ、家族などでも通じる。例えば、あの会社はなぜ伸びているのか。それは制度の問題かもしれない。

  • 包括的政治、経済制度は互いに制度を補強し合う循環を生むので、包括的制度が生まれた国家はより繁栄し、より安定化する傾向がある。一方、収奪的政治、経済制度も同じように互いに制度を補強し合う循環を生むので、収奪的制度の国家はより衰退し、より不安定化する傾向がある。民主主義と資本主義というのは本当によく考えられた制度だなと、今更ながら感心してしまう。ただ、気になるのは格差の拡大による教育格差が、今後格差を固定してしまわないかということ。著者は創造的破壊によって強者の交代が起きると楽観視しているけれど、果たして。

  • フジマコ

    著者は言う。私たちの周辺で見られる経済的格差の拡大はここ200年の間に生じたのだと。その格差の拡大は必然だったのか?この本を読んで僕なりにこの問いに対する答えを結構真剣に考えてみた。歴史的背景も踏まえながら裕福な国家は富の配分が公正であり、配分された富の再投資についても公正であるという事実がある。目先の生活のことでの論議で我々の国の民主主義は大丈夫か?という議論が絶えない。しかし民主主義はきっと長い目でみるなら豊かな自由で裕福な国家を築くのに必要な機能なんだと思う。民主主義の良し悪しは僕らの行動で決まる。

  • 不羈

    収奪的経済制度とそれを支える収奪的政治制度。最後の章にあったアフガニスタンでの国連の活動自体が対象地域に必要な金/物資が届かない収奪的仕組みには驚きであるし、もう少し掘り下げて欲しかった。 収奪する側からすればその仕組みを死守するのは分かるが、国家自体の成長は10年〜20年のスパンで見ると為し得ない。何れにしろ、どのような国家でも国民から搾取する形態は変わらず、どれだけ包括的な(収奪の分散化)が出来ているかだけなんだろう。色々考えさせられた。

  • tama

    他市図書館からの借出し本 10日かかったな。絶対主義に陥って衰退する国は@最高裁判所が機能しなくなってる(日本の最高裁判事投票くらいやる気になれない投票も珍しい。ずっと以前から、判例からその人の拠って立つ位置が判るようにされてないからねぇ) Aメディアが統制されている(おいおい!こないだ通っちゃった機密保護法だろ!?) ということで日本の衰退は決まったも同然〜 解説が物凄くわかりやすかった。最後にちゃんと読んでよかった。

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