アシュリー・ウォード

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ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ 争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

アシュリー・ウォード

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478116289
ISBN 10 : 4478116288
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
夏目大 ,  

Content Description

生き物たちは、驚くほど人間に似ている。



ネズミは冷たい雨に濡れた仲間を助けるためにわざわざ出かけるし、アリは女王のためには自爆だっていとわない。カケスは雛を育てるために集団で保育園を運営しているし、ゾウは亡くなった家族のために葬儀を行う。



あまりよくない面でいえば、バッタは何百万匹の集団になり危機的な飢餓状況になると飢えた群れが仲間に襲いかかるし、動物園の器具を壊したゴリラは怒られるのが嫌で犯人は同居している猫だと(手話で)指し示す・・・といったように、どこか私たちの姿をみているようだ。

 

過酷な自然界において野生動物たちは生き残りをかけて日夜闘いを繰り広げている。しかし、それだけではない。野生動物たちは仲間と助け合って種をつないできた。



本書は、シドニー大学の「動物行動学」の教授であり、アフリカから南極まで世界中を旅する著者が、好奇心旺盛な視点とユーモアで、動物たちのさまざまな生態とその背景にある「社会性」に迫りながら、彼らの知られざる行動の数々、自然の偉大な驚異の数々を紹介する。



人間もまた社会性動物であり、生き物たちは、驚くほど私たちに似ている。



動物への古い固定観念を取り払い、ダーウィンの進化論を陳腐化し、「弱肉強食の自然界」という固定観念を打ち破る!



読むと、あなたの「世界観」が変わる、最高に知的刺激のある書。

【著者紹介】
アシュリー・ウォード : 英国ヨークシャー出身。シドニー大学の動物行動学の教授。ナンキョクオキアミから人類を含む哺乳類まで、動物行動の研究を積み重ねてきた。科学雑誌に100以上の論文を発表し、多くの学術書に引用されている

夏目大 : 出版翻訳家。同志社大学文学部卒。大手メーカーにSEとして勤務した後、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    結構読んでおられる方が多いので手に取ってみました。まさしくすごいレンガ本で読み出があります。昔読んだコンラート・ローレンツの同じ動物行動学の本の「ソロモンの指環」よりも読みやすく感じました。訳もいいのだと思います。南極にいるオキアミから始まり、シロアリ、ライオンなどの哺乳類、クジラ、イルカ、最後は類人猿ということでその行動がどのような意味を持つのかをわかりやすく解説してくれています。昔小学生時代に初めて読んだファーブル昆虫記を思い出しました。楽しい本です。

  • kinkin

    分厚い本で読み終えるのに二週間かかった。いあysむしろ毎日少しずつ読む本だと感じた。全9章にわたって動物の行動や能力、社会性ほか読み応え十分だった。特にアリの行動について誰が指示しているわけでもなく皆ひたすら棲家を作り続けてゆく。他にも読みどころがありすぎて書ききれない。とにかく動物に興味のある方にはぜひおすすめの一冊。ただ写真は一歳使われていないので。図書館本

  • みゆ

    700P越えの大作ですが、毎日少しずつ読み進めました。群れを成す動物たちの不思議がいっぱい。オキアミのような小さなものから、クジラやゾウなど大きなものまでテーマは多種多様。しかもこのウォード博士、海に山にサバンナにそれらの動物を追って世界中を駆け回ってるってのがスゴイ!動物たちの生態を間近に観察した興奮・感動が伝わってきます。知的好奇心が満たされる一冊、面白かったです(o^^o)

  • tonnura007

    久方ぶりの生物の学習となった。オキアミやアリからチンパンジーまで、それぞれの生物がとてつもなく長い年月の中で得た生態について、著者のユーモアを挟みながら語られる。 人間が優れていて小さな虫は下等である、というような考えは消え失せる。蟻塚がキメラというのは面白いし、サバクトビバッタやドブネズミの記述には驚くばかり。また、雄と雌は生殖という意味だけで区切られるのではなく、役割分担することでその種の生存有利に働いているということも痛感する。 人間が及ぼす悪影響について語る部分は説教臭くなる所が玉に瑕。

  • グラコロ

    群れや集団で生きる動物が社会生活でどのように行動するのか、シロアリからクジラまでさまざまな生態がそれはもうたんまりと網羅されている。イメージとは違い、驚きだったり意外だったり、ヘンテコだったり心温まるものだったりで、700ページ超えも何の苦も無く読ませる。お気に入りのエピソードは、群れから追い出された畸形のイルカを家族同様に迎えたマッコウクジラたち。泣ける。とても幸せな読書時間をすごせた。

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