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バルトーク晩年の悲劇 新装版

アガサ・ファセット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622090632
ISBN 10 : 4622090635
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ナチの脅威が迫るなか、1940年10月、作曲家ベラ・バルトークは妻ディッタとともに、祖国ハンガリーを去り、アメリカに亡命する。著者、アガサ・ファセットがブダペストの音楽学院の学生だった頃、ピアノの教授であったバルトークは、学生の間で偶像視されていた。著者は、1920年にアメリカに渡ったが、20年後に、バルトーク夫妻の生活を助けることとなる。本書では、その亡命からバルトークの死にいたる5年間、経済的困窮、病気の中での、作曲・演奏活動、民謡蒐集の研究、日常生活など、天才の素顔が鮮明に描かれる。

【著者紹介】
アガサ・ファセット : ハンガリー、ブダペストに生れる。幼少よりブダペスト音楽院に学ぶ。1920年アメリカに渡った

野水瑞穂 : 1938年生まれ。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ほんままこと

    この本は「レコード芸術」誌のお薦め本知った。その後この雑誌は休刊となった。本書は、みすず書房では長い間、品切れ入手不可だったが2021年に復刊。著者はバルトークの弟子であった女性で、ハンガリー人のバルトークがナチスを逃れ来たアメリカでの苦難の生活を、献身的に援助している。文章が素晴らしい。著者の記憶力も凄い。そして、本当の天才とはどういうものがが解る。音に対する感受性が常人とは全く異なっている。生活苦と病魔が忍び寄るバルトークの晩年、妻のやや特異な性格、しかしその中から新たな曲が生まれる苦悩と奇蹟。

  • hryk

    バルトークの晩年のアメリカ時代の日々を弟子が描く。細かいことをよく覚えている。

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