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動物奇譚集 1 西洋古典叢書

アイリアノス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784814000937
ISBN 10 : 4814000936
Format
Books
Release Date
May/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1巻(ディオメデイア島の迎え鳥/ 武鯛の色欲 ほか)/ 第2巻(鶴の渡り/ 火ノ子虫 ほか)/ 第3巻(マウリタニアのライオン/ 飼主に似る動物 ほか)/ 第4巻(鷓鴣を戦わせる秘訣/ アプロディテ神殿の土鳩 ほか)/ 第5巻(メムノンを悼む鳥/ 恩寵の島クレタ島 ほか)/ 第6巻(動物と人間、勇気と節制競べ/ 豹の慈悲 ほか)/ 第7巻(数を数える牛/ 象の終の棲家 ほか)/ 第8巻(虎の血を引くインド犬/ 誇り高き猟犬 ほか)/ 第9巻(ライオンの孝心/ 鷲の羽 ほか)

【著者紹介】
中務哲郎 : 京都大学名誉教授。1947年大阪市生まれ。1975年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。京都産業大学助教授、京都大学教授を経て2010年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Möve

    府立からの取り寄せで延長は無し。2週間では完読できませんでした。が、どの部分を読んでも、命に対する真摯な文章にこころが洗われます。哺乳類、鳥類、魚類、両生類、虫等々ありとあらゆる生物の生態を公平に分析していて、現代人の私にとっては、「ギリシャ神話かおとぎ話か?」と最初は笑ってました。でも次第に、古代の人達の、人類以外の生物の命に対する分け隔ての無い関わり方に、改めて考えさせられました。地球は人類の為だけの星じゃなかったんだよなぁ。

  • roughfractus02

    同時代人アテナイオス『食卓の賢人たち』同様、アリストテレス、プルニウス、プルタルコス等の先人を参照した本書は、現代の分類なら哺乳類(281)、魚類等(155)、鳥類(139)、爬虫類と両生類(72)、虫類(54)、前4者の混淆生物や架空生物(91)の短い792の逸話から成る。著者は参照する書物を先人の声を隣で聞くように読んだ(当時は書物を読む時も「聞く」と記したという)。同様に、著者は子殺しをする雄猫や雄猿の習性の観察記録から異類婚姻譚のような人類学的習俗まで、動物を対象でなくヒトとの関係として書いた。

  • ハルバル

    西洋古典叢書シリーズとは思えないカラフルな表紙で驚いた。ポンペイのモザイク画からの出展だけど、どの動物も魚も目がなんか怖い…(笑)トンデモ動物逸話集かと思いきや、そこはギリシャ古典なので真面目に動物を観察したうえで動物の特性を記すのだが、中にはバジリスクや不死鳥などの架空生物や、動物と人間の恋愛、「本当かよ!?」と突っ込みたくなるような話も混ざっていて、なかなか不思議な読み心地だった。

  • takao

    170年頃ローマ生まれ

  • 渡邊利道

    コルタサルをはじめ、名前はよく目にしていた古典の待望の翻訳。さっそくいそいそ読んだ。犬とゾウとライオンが人気ある。ああこれ知ってる!という話もけっこうある(アイスキュロスと亀とか)。銀杏蟹よいなー。

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