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大江戸恋情本繁昌記 巻ノ弐 -蔦重と意地の本-集英社オレンジ文庫

ゆうきりん

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784086806251
ISBN 10 : 4086806258
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
AiLeeN ,  

Content Description

「蔦重」は生きていた!?
歌舞伎化&BL本作りに挑む天に忍び寄る「蔦重」の影――!?

令和に生きる若手女性編集者・小桜天は、大御所時代小説家ともみあううちにトラックに轢かれた。
そのはずみに、なぜか江戸時代にタイムスリップ!
江戸時代でも生きるため、「地本問屋・浅倉堂」で本づくりに携わることになるのだが、天の同居人おふゆが書き、葛飾北斎の娘・栄が絵をつけた戯作『転生御七振袖纏』が、江戸っ子たちの心をとらえて大ヒット! 
歌舞伎化(メディアミックス)の話も舞い込んでくる。
一方、花見の席で北斎が死んだはずの「蔦屋重三郎」を見たと言い出し、おふゆは男色ものーー現代で言うところのBL――を書きたいと言い出してきて。
江戸のメディアミックスとBL本、そしてとっくに死んだはずの蔦重。果たして、それぞれの行方はいかにーーー!?

【著者紹介】
ゆうきりん : 『夜の家の魔女』で第19回コバルト・ノベル大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    江戸時代にタイムスリップして、同居人おふゆが書き、葛飾北斎の娘・栄が絵をつけた戯作が大ヒットした若手女性編集者の天。歌舞伎化の話も舞い込んでくる第2弾。上野の花見で北斎が見かけた死んだはずの蔦重の正体。いい流れが生まれてきたところで天たちが遭遇する文政の大火、そして再び持ち上がった『転生御七振袖纏』歌舞伎化の話と、男色物を書きたいといい出したおふゆ。当時の時代を思えばいろいろ難しいものがあるんだろうなと思いながら読んでいましたが、一念発起おふゆが書いた新作に、新たな動きもあって今後の展開が気になりますね。

  • はなりん

    シリーズ2巻。事故に遭い江戸時代に飛ばされた編集者の天。江戸時代でも本を作る事になり、同居しているふゆの書いた本が大ヒットして、歌舞伎化の話が舞い込んだり、次の作品に男色の話が出てきたり、編集者として、時代背景のギャップに悩みながら奮闘している様子が楽しい。死んだと思っていた蔦重が登場し、天と現世で揉めた作家が同じように江戸に飛ばされ、未来に起こる事を本や瓦版にして世に出していた。それを探っている伊織との今後の展開が楽しみ。

  • ミド

    大河ドラマべらぼうの時代よりも後の話で、ネタバレかなと思う部分もあったけれど気にしない。単に自分の知識不足なだけ。スマホに頼らず江戸の知識が頭に入っている時代小説家のことをかっこいいと思ってしまった。天と同時に江戸時代にタイムスリップしたらしい彼は天と対立するのか、それとも天と傑作を生みだすのか。男色を嗜む習慣はないので、おふゆさんの新作は刺さらなかったけど、赤穂浪士の方は気になる。

  • 栗山いなり

    現代の女編集者が江戸時代で本の出版に奮闘する時代劇小説シリーズ第2巻。フィクション要素が良い味を出していたと感じたのといつの時代も創作と時勢の関わりって変わらないもんだなーと思った

  • ごま麦茶

    シリーズ2冊目。ひょんなことから、令和の時代から江戸時代へとタイムスリップしてしまった天。編集者だったことを活かして、本を作る。今回は、前回作った戯作を歌舞伎にしないかと言うオファーが来たり、新作(男色…BL本!)に悩んだり、とうとうあの人が出てきたり…!今回も面白かったですし、江戸時代の風俗を知れてとっても興味深かったです。早く続きが読みたい。女性陣がわちゃわちゃしている番外編にもほっこりしました。

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