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大江戸恋情本繁昌記 -天の地本-集英社オレンジ文庫

ゆうきりん

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784086805506
ISBN 10 : 4086805502
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
AiLeeN ,  

Content Description

エンタメ小説の若手編集女子、小桜天は浅草で打ち合わせの帰り、大御所作家と鉢合わせてトラブルとなり、もみ合う内にトラックに轢かれてしまう。だが目覚めると、そこは病院ではなく、江戸時代!?謎の侍に拾われ、三味線の女師匠に世話になる天だったが、生きるため、この時代でも本を作ることにする。果たして、現代の知恵で江戸の人々にも売れる本を作れるのか?

【著者紹介】
ゆうきりん : 『夜の家の魔女』で第19回コバルト・ノベル大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    エンタメ小説の若手編集女子・小桜天。編集部とトラブルになっていた大御所作家・瓦崎とトラックに轢かれ、江戸時代に転生する大江戸お仕事小説。通りかかった侍・遠野伊織に拾われ、三味線の女師匠おふゆに預けられた天。世話になりながら生きる術を探すうちに、やはり本作りに興味を持ち手伝うことになった地本問屋。謎も多い伊織が何者なのか気になる展開でしたけど、おふゆに小説の才能があることを見抜いて妨害されながらも諦めずず、令和で鍛えた編集の知恵と腕で彼女の本を出そうと仲間たちと力を併せて頑張った結末はなかなか良かったです。

  • ベローチェのひととき

    妻の本棚から借りてきた本。令和の若手編集女子の小桜空が、浅草でトラックに轢かれて目が覚めると江戸時代後半にタイムスリップしてしまい、江戸時代でも草紙作りに奔走するという時代物お仕事小説。とても面白かったです、 一気読みでした。個性的な女性が多々出て来ますが、私はももんじや「きばや」のおかみ、かやさんの受け答えが好きだ。次に続く様な終わり方となっているので、続編もぜひ読みたい。

  • はなりん

    現代で編集者をしていた天はある時トラックに轢かれそうになり、気がつけば江戸時代に。通りかかった遠野伊織に拾われ、ふゆという女性の元で世話になる事に。特に特別な能力も前世の知識も使わず、江戸時代で何とか生活し、伊織の提案で出版社的な仕事をする事に。伊織をよく思っていない小物同心から仕事の邪魔をされるも、作者、絵師、彫師、刷り師すべて女性の職人達で流行の本を作っていくところは痛快。伊織の正体がまだまだ未知だし、天の顛末、この時代での活躍など続きがあればいいなぁ。

  • 陽ちゃん

    確か、新聞の新刊案内で取り上げられていた本。出版社で編集者をしている天(そら)は、大御所作家ともみ合いの末、トラックに轢かれてしまいますが、気づいたら江戸の町に転生!?夢なのかもと思いつつ、謎の武士伊織や三味線の師匠のおふゆの計らいで生きていく覚悟を決めた天は、地本問屋で働くことに。おふゆの文才を見出し、新作発売に向けて奮闘する天は、根っからの編集者ですね。江戸時代の本の作られ方が説明されているのも面白かったです。ラスト、どうやら天以外にも未来から来た人物がいるようですが…続く?

  • 栗山いなり

    令和の時代の若手女編集者が江戸時代で小説作りに奔走する一風変わったお仕事小説。江戸時代に本を一冊作るのってこんなに大変なんだなぁと思える作品。しかし現代の流行りジャンルの小説を江戸時代で出すってのは驚くばかり。それはさておきシリーズ化しそうな終わり方だったけどするのか?

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