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べつに友達じゃないけど 1

やまもとりえ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046843241
ISBN 10 : 4046843241
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

空っぽの大人になった私を動かしたのは高校時代の小さな約束だった
40歳を過ぎたある日、地元を離れて暮らす私のもとにお葬式の招待状が届いた。結婚式の招待状みたいに華やかなそれの差出人は、亡くなった高校の同級生。名前に覚えはある‥でも、なんで私?  本当の友達なんていないと思っていた男女4人の物語。それぞれが「高校生だった頃の私が今の私を見たらどう思うだろう」と、上手くいかない現実への思いを抱えて暮らしている。住む場所も生き方も異なる4人は、高校時代に一瞬だけ重なり合う瞬間があった。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    「あなたを私のお葬式に招待いたします」こんな案内が届いたら驚いちゃうよね。差出人の事を思い出すまでの41歳・高校の同級生、美里・ミホ・百合子の毎日。そして関わったのは同じくさわやかイケメンだった同級生・亮介・・あの時の約束が切なくて、美しい虹の映像が脳内で変換される。私にもいつか・・思い出すような約束があったのかもしれない。早く思い出して私(汗)

  • emtb

    41歳、高校時代の同級生から葬式の招待状か届く。どんな子だったかもあまりよく覚えていない同級生の水原さん。不思議に思いながらも出席する。各話のタイトルが曲目で、ちゃんと内容に合ってるのがすごい。友達だったわけじゃないし、卒業後の交流もないけど共通の思い出があるって素敵。水原さんにとっては大切な心の拠り所だったのだろう。どんな生き方だったのか。ちゃんと集まったみんなも偉い。それをきっかけに自分を見直す女子三人。亮介は多分母が死ぬまでどうしようもないんだろう。劇的に変化しないところがリアルで切なかった。

  • しま

    ネットの記事で見て気になって。特別何かが起こるわけではないのだけれどジワリと染みる

  • ももかおるん

    なんか…ほろり涙。「べつに友達じゃないけど」水原さんにとっては大好きな人たちだったのよね。水原さんはどのように生きていたのかな…。伊藤くんも一歩踏み出されるかな。

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