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ん 日本語最後の謎に挑む 新潮新書

やまぐちヨウジ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106103490
ISBN 10 : 4106103494
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「ん」の登場で日本語は激変した。「ん」はいつ誕生し、どんな影響を日本語に与えてきたのか。空海、明覚、本居宣長、幸田露伴など、碩学の研究と日本語の歴史から、「ん」誕生のミステリーを解き明かす。

【著者紹介】
山口謠司 : 1963(昭和38)年長崎県生まれ。大東文化大学文学部准教授(中国文献学)。大東文化大学文学部卒。フランス国立高等研究院人文科学研究所大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    んという文字の歴史から、何故使われて来たのかのかがよくわかった。外国ではんは嫌われるというのも勉強になった。意外にも空海、最澄がんに関わっていた事を始めて知った。

  • 鉄之助

    「ん」は空海の発明だった。真言を表すためにサンスクリット語にある発音を正確に発音するために編み出した「ん」。それまで日本語に、「ん」が無かったことの方が驚き! 深い内容に感動した。

  • やっさん

    ★☆ 「ん」という文字の誕生や用例の変遷などをまとめた本。まるで文学部の学生の論文を覗き見した気分。読んでる途中で、何についての説明なのか分からなくなってくる。

  • 姉勤

    当たり本。日本語の「ん」に関する考察。上代、文字を持たない日本人は、漢字を借りて万葉仮名を表していたが、「ん」に関する表記は省略または発音されなかったのか見られず、カタカナひらがなの発明当初も「ン」は無いまま、弘法大師空海が密教のマントラ:サンスクリット(梵字)の表音を正しく表記する必要性から徐々に「ん」の始まった説。そして日本人のケガレの思想。ガやザなど濁点が使う言葉やンを忌み嫌ったという説は納得。井原西鶴の好色一代男の冒頭「ふんどし」が「ふどし」と表記されたのは、ウ○コのついた褌は、やっぱりヤだもの。

  • HMax

    「ん」、1年を締めくくるのにピッタリな本。「ん」が900-1000年ほど前に作られた!!清少納言さん曰く「ん」は下品、、鴨長明さんによれば「ん」は書き捨てるのが原則だそう、そういえば、百人一首に「ん」のつく句はなかったなあ。い・む・にを「ん」の代わりに使ってたという驚きの事実。経(ケイ)、当時は「ケン」と読むのにイをんの代わりに使ってた。それが、知らない間にこんがらがって「ケイ」と読むようになった。百人一首の「む」、ひょっとして「ん」と読んでいたのか?

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