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コンテンツビジネス・デジタルシフト 映像の新しい消費形態

まつもとあつし

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784757122918
ISBN 10 : 4757122918
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2012
Japan

Content Description

「クール・ジャパン」から10年。売上の減少や表現規制などに揺れるアニメに、今なにがおこっているのか?そこにある「メディアの転換(メディアシフト)」―インターネットのメディアとしての成立と台頭―が、コンテンツビジネスに与える影響を詳細に考察。

目次 : 第1章 メディアとアニメビジネスの変化(日本のコンテンツ産業における「アニメ」の現状/ アニメビジネスモデルの成立と課題/ 変化―危機と機会 ほか)/ 第2章 アニメコンテンツの変化(デジタル化による影響/ メディアの変化による影響/ 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『魔法少女まどか☆マギカ』のオンライン戦略 ほか)/ 第3章 変化への対応(ウインドウイングモデルを再定義する/ 新しい評価指標の方向性/ 事例分析『イヴの時間』 ほか)

【著者紹介】
まつもとあつし : ジャーナリスト/プロデューサー。ネットベンチャー、出版社、広告代理店などを経て、現在は東京大学大学院情報学環博士課程に在籍。ネットコミュニティーやデジタルコンテンツのビジネス展開を研究しながら、IT方面の取材・コラム執筆、コンテンツのプロデュース活動を行なっている。DCM修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 富士さん

    さすがまつもと先生という内容でした。特に、製作委員会まわりの記述はよくまとめられていて、アニメ制作の出資について知りたい方には必読です。利益をプールする製作委員会の基本枠組みに対して、売上をプールする製作委員会の在り方も行われているのだというのには驚きました。分かった人がする直接取材だからこその成果です。パッケージビジネスの衰退後にアニメの主要メディアがどうなるのかは、今でももやもやした話だと思います。音楽みたいに配信メインになるのか、それでペイできるのか、ぜひ1今どうなったかの話も書いていただきたい。

  • 言草(ことさ)

    題名は「コンテンツビジネス」となっているが、実際の内容は、昨今のアニメビジネスの変遷について、学術理論や事例を交えた詳細な分析がほとんどを占めている(題名を「アニメビジネス」に変えた方が良かったのでは…?)。『イヴの時間』の事例研究はとても興味深かった。

  • 笠井康平

    読みやすい

  • ハンギ

    まつもとあつし氏の修士論文に加筆訂正を加えて出版されたもの。主にアニメの商業コンテンツ論。具体的には「ブラックロックシューター」、「イヴの時間」などを取り上げている。まとめるとこれからはテレビから多面的な映像経験へと行くようだ。つまり、劇場やアニメでアニメを消化したりするようになり、そうなると作品はテレビの規制から外れるだろうという。90年代に威力を発揮した製作委員会制度もDVD、ブルーレイの売り上げの低迷によって確実に債権の回収ができるかというと、難しくなっており、現代にそぐわなくなっているらしい。

  • なぽ

    とても面白い本だったけど、言う程デジタルシフトだろうかという感想ある

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