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先生!なぜその生きものに惚れたんですか?

ほとんど0円大学編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768330654
ISBN 10 : 4768330657
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan

Content Description

「可愛いだけでは生きていけません。お尻で敵の頭蓋骨を粉砕することもできる、それがウォンバットです」
高野光太郎(ウォンバット研究者)

★新しい生きもの本が生まれました★

この本は、生物学者10人による「研究ものがたり」
生きものと向き合い続ける生物学者(先生)たちの、静かな情熱の記録です。

ウォンバット、カモノハシ、ナメクジ、ナマコ、カラス、ナマケモノ、シャチ、アリ、ダイオウイカ、オオグソクムシ‥‥。
少し不思議で、どこか惹きつけられる生きものたち。

なぜその生きものを研究しているのか?
どのように出会い、何に心を動かされたのか?

インタビューによって届けられる、先生たちのリアルな声。生きものの生態はもちろん、それぞれの先生によって、向き合い方が違うから面白い。

研究のきっかけ、観察のよろこび、フィールドでの苦労、思いがけない発見──
生きものとともに歩む、十人十色のドラマがここにはあります。

★ラインナップ★

・ウォンバット
「かわいい見た目で残虐な一面もある
ギャップ萌えアイドル」
サンシャインコースト大学 Detection Dogs for Conservation 研究員 高野光太郎

・オオグソクムシ
「『わからなさ』を観察することで、
深海生物の『心』に迫る」
信州大学 繊維学部 准教授 森山 徹 

・カラス
「時として人に煙たがれる生き方から見えてきた
逞しさと愛嬌」
東京大学総合研究博物館 特任准教授 松原 始 

・ナマコ
「脳を持たないナマコに学ぶ
シンプルで大胆な生き様『なまこも〜ど』のススメ」
黒島研究所 特別研究員、東京大学医学部附属病院 助教 一橋和義

・キイロシリアゲアリ

「交尾は生涯一度きり。
なのに10年以上産卵を続ける
女王アリの秘密にせまる」
甲南大学 理工学部 准教授 後藤彩子

・ナメクジ
「カタツムリと明暗を分けた
不快害虫のエレジー」
岡山理科大学 生物地球学部 准教授 宇高寛子

・カモノハシ
「ヘンテコなのが魅力的!
独自路線で生き続ける 元祖・哺乳類」
愛知学院大学 教養部 准教授 浅原正和

・シャチ
「霧の彼方に背鰭(せびれ)を探して‥‥
北の海に棲む 謎に包まれた生態を追う」
東海大学 海洋学部 教授 大泉 宏

・ダイオウイカ
「世界一巨大なイカの
精子のサイズを知りたくないか?」
島根大学 生物資源科学部 教授 広橋教貴

・ナマケモノ
「動物なのに、動かない
ナマケモノに学ぶ生き残り術」
奈良教育大学 自然環境教育センター 特任准教授 村松大輔

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    希少生物のウォンバットはお尻がカッチカチ。人間のあくせくした生き方をナマケモノはどう感じているのだろう。キイロシリアゲアリの長期貯蔵の仕組みが解明されると社会はどう変わるのかな。気候変動とシャチ。稀な白い個体も仲間外れにされずに集団行動する。脳のないナマコが考える。毒が人間の薬になる。カモノハシから哺乳類最初の分岐点が見えてくる。海の掃除屋オオグソクムシ。ナメクジ、カラス、ダイオウイカ。研究者は実に面白い。生物には無駄がない。人間の体にも無駄はないが、無駄がある。https://hotozero.com/

  • りらこ

    この本は「わからないことを知りたい」を追及している人たちの物語。 脳を持たないナマコなどその研究対象は、私たちの言葉が通じない存在である生き物たちだ。 行動や体のつくりや食べているもの、つまり生態を観察し分析し研究することで 「知りたい」から「こうなのかもしれない」と仮説をたてる。そして、またそれを検証していく。 研究対象がはっきりとしていながらも「わからない」ことが多い相手に根気よく挑み続ける。 それが研究だし、知りたいことを極めるということなんだろう。

  • アカツキ

    変わった生き物を研究対象にしている生物学者10人へのインタビュー集。どの話も興味深かったが、特に良かったのはアリ、ナメクジ、ダイオウイカ。アリは種類ごとに生態が違い、コロニーごとに好みの餌が異なるというのが面白い。アリにも味覚があって、わが家の味があるんだ。アリと研究者がお茶している絵も可愛い。

  • スリカータ

    ウォンバット、蟻、カモノハシが面白かった。研究者にも個性や熱量が違い、熱く語る方の話は面白い。ナメクジの研究者が美人女性だった。実は私もナメクジを飼育したことがあり、飼育にあたり生態を調べて驚愕したことがある。カモノハシは歯が無いのに咀嚼するというのは面白い。可愛いのでキャラクター化されて日本では人気者。楽しく読了。

  • ブロッコリー

    図書館。 特に女王アリの 生殖について 、ものすごく 感心しちゃっていろんな人に説明しちゃった 。

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