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銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に 集英社文庫

ほしおさなえ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087446944
ISBN 10 : 4087446948
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan

Content Description

南軽井沢の銀河ホテル。イギリス風の瀟洒な洋館の一角に、「手紙室」がある。室長の苅部文彦は、このホテルに居候する風変わりな男。彼の手紙ワークショップを受けると、なぜか心の奥のほんとうの気持ちが見えてくる。娘家族と最後の思い出作りにやってきた老婦人、秘密を抱えたまま仲良し三人組で卒業旅行にきた女子大生―銀河ホテルを訪れたお客さんが、手紙を書くことで人生と向き合う感動作。

【著者紹介】
ほしおさなえ : 1964年東京都生まれ。作家・詩人。95年「影をめくるとき」が第38回群像新人文学賞小説部門優秀作に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さてさて

    『なにもかも思い通りになるわけじゃない。人生にはいろいろなことが起こる。でも、いつだって自分らしく生きることはできる』。そんな思いに気づいていく主人公たちの心の動きを具に描いていくこの作品。そこには、まるでファンタジーのような雰囲気感の中に、主人公たちのリアルな心の内が描き出されていました。『銀河ホテル』の雰囲気感豊かな描写に、実際に訪れてみたくなるこの作品。『手紙室』という”起点・きっかけ”を与える舞台の上手さを思うこの作品。『手紙』を書くということの意味を改めて考えさせてもくれる素晴らしい作品でした。

  • おしゃべりメガネ

    ほっこり&ほんわか作風のスペシャリスト、ほしおさんが綴る新シリーズ。南軽井沢『銀河ホテル』の一角にある手紙室にて展開されるステキなドラマが幕をあけます。このホテルに居候しながらも手紙のワークショップを行い、宿泊客の悩めるココロをほぐしていきます。都会での仕事に体調を崩し、リターンしてきた若者、娘家族と一緒に思い出作りに訪れた老婦人、それぞれにちょっとワケありな秘密を抱えている仲良し三人組の卒業旅行など、それぞれの話にしっかりと涙腺が緩みます。個人的にはやっぱり老婦人の話が一番胸にグッときてよかったです。

  • のぶ

    ほしおさんの作品の中でもとりわけ気に入った一冊だった。舞台は軽井沢にある銀河ホテル。そこを訪問した三組の人たちの物語。このホテルの雰囲気がまず良かった。そしてそこにある千種類のインク壺がならぶ「手紙室」。室長の苅部文彦は、このホテルに居候する風変わりな男だけれど、彼の手紙ワークショップを受けると、心の奥の本当の気持ちが見えてくる。苅部の接客の態度が心地良い。日頃手紙を書くことなどほとんどなくなったが、ここでは未来の自分に宛ててもいい。こんなホテルなら自分も行ってみたい。次作にも期待したい。

  • ちいこ

    面白かった〜。手紙のワークショップ、良いですね。千色のインク瓶が並んでいる光景見てみたいな。

  • シナモン

    とても良かったです。落ち着いたテイストの文章とクラシカルなホテル、インクの香りと彩り。手紙を書くことで人生と向き合う人たちの心情も丁寧に描かれていてじーんと。ほしおさなえさんの新たなシリーズ。追いかけます♥次巻も楽しみ✨

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