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活版印刷三日月堂 小さな折り紙 ポプラ文庫日本文学

ほしおさなえ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591165874
ISBN 10 : 4591165876
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan

Content Description

小さな活版印刷所「三日月堂」。店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった言葉―。三日月堂が軌道に乗り始めた一方で、金子は愛を育み、柚原は人生に悩み…。そして弓子達のその後とは?三日月堂の「未来」が描かれる番外編。

【著者紹介】
ほしおさなえ : 1964年東京都生まれ。小説家。1995年『影をめくるとき』が第38回群像新人文学賞優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ

    前作の『空色の冊子』が三日月堂の過去なら今作の『小さな折り紙』は三日月堂の話。みんなが、前向きの姿に、読んでる自分に勇気をくれました。ドリカムの『未来予想図』を彷彿させる未来だね。弓子さんの子供の佑(たすく)、しっかりしてるなあ。めちゃめちゃ大人びてるわ。とにかく弓子さんに長生きして欲しい。佑の将来の姿を見届けてほしいね。もちろん、三日月堂の商売繁盛も祈りますよ。

  • へくとぱすかる

    5巻が「過去」なら6巻は「未来」。三日月堂をめぐる人々の、さりげない日常、しかしかけがえのない月日の流れを描く。「銀河鉄道の夜」と「車のいろは空のいろ」。私にも「すずかけ通り三丁目」を読んでいて、範読する役だったのに、涙声を必死でこらえた遠い思い出がある。この二つの作品の読者はひょっとしたら、かなり重なり合うんじゃないかな。そして「小さな折り紙」は、さらにその先へ。こんなすばらしいラストページを読めて、読者として幸せでした。

  • 寂しがり屋の狼さん

    シリーズ最後6冊目📚️本編で三日月堂に関わった人たちのその後が描かれてます🌜️楓ちゃんの『庭の昼食』弓子さんの『小さな折り紙』が好きです。卒園式での挨拶は目頭が熱くなったよお(´TωT`)良き作品に出会えました✨

  • しんたろー

    6作目は番外編としては第2弾で、弓子の関係者が送る日常をこのシリーズらしい温かいタッチで描いた6編。ガラスや和紙など物創りの工程が丁寧に描かれているので「手作りの大切さ」を改めて知り、人々の一途な熱意や思い入れが素敵に感じた。物語としては前半は淡々とした印象だったが、段々と心情が濃くなって心地好い溜息が出るようになった。特に表題作は弓子の幼年時代と現在を保育園を舞台に上手く描いていて、何度かウルウルさせられた。活版印刷や川越など、沢山のことを教えてくれた本作に感謝しつつ、いつかまた番外編を書いて欲しい♬

  • ゴルフ72

    これまでに登場したそれぞれの後日談というか未来が書かれている。「あ!そうだった…」などと懐かしく思いだしながら「あぁよかった!」と心温まり・・・とりわけ庭の昼食の章では庭の行方を心配しながら読み進むと涙が滲む結果が見え。小さな折り紙の章はまさに弓子さんのその後、というか弓子さん家族のその後の幸せを見ることもできた。心温まる小説に出会えてうれしかった。これでますます川越に行きたくなった・・・今年行きましょうか!

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