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ヘビと船長ーフランス・バスクのむかしばなし 世界のむかしばなし

ふしみみさを

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784776409304
ISBN 10 : 4776409305
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

船長は、海辺にすむヘビに、やさしく声をかけました。「いのちは神さまのおくりものだ。たいせつに生きるんだよ」そんなある朝のこと。とつぜん、ヘビが船長に話しかけました。フランス・バスク地方に伝わる、ユニークなむかしばなし。

【著者紹介】
ふしみみさを : 1970年、埼玉県生まれ。上智大学仏文科卒業後、南仏エクサンプロヴァンスに留学。洋書絵本会社などを経て、フランス語、英語の児童書の翻訳を手がけるようになる

ポール・コックス : 1959年、パリ生まれ。両親はオランダ出身の音楽家。パリを拠点に、絵画、絵本、舞台美術、ポスター、広告など、活動は多岐にわたる。日本では、2006年に板橋区立絵本美術館の招待でワークショップを開催。ルミネのクリスマスや北陸新幹線の広告なども手がけた。絵本に『えのはなし』(ふしみみさを訳 青山出版社 ボローニャ国際児童図書展で受賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    船を無くしてしまった船長は、ある日出会ったヘビに優しく声をかける。するとヘビは船長に、お金はかかってもいいので船を買えという。給金を倍払っても12人の船乗りを雇えという。ヘビを箱に隠して乗せ出航し、ある島に着いた。島に住むお婆さんの持ち物3つを順に手に入れるように指示を出すヘビ。足の早い船乗りが取りに行くと、お婆さんが追ってきて船乗りの背中の皮を剥く。ヘビの薬を使うと治る。3つの道具を手に入れたが、祝砲を撃った船長と船乗りは王様に捕まる。王様は王子を亡くして悲しんでいた▽図書展示会にて立ち読み。

  • mocha

    ポール・コックスの版画がとてもおしゃれなバスク地方の昔話。呪いで姿を変えられるとか、山姥みたいなお婆さんに追いかけられるとか、馴染み深い要素がありつつも細部に意外性があって楽しい。

  • chiaki

    フランス・バスク地方に伝わる昔ばなし。不幸が重なり船を失ってしまった腕利きの船長は、毎朝海辺に住むヘビに優しく話し掛けます。するとある日突然ヘビは船を用意することや、12人の船乗りを雇うこと、木箱を用意することなどを船長に指示し…。何度も追い掛けては背中の皮を剥ぐ赤目のおばあさんが怖すぎて夢に出そう!笑 絵が素朴でお洒落で可笑しみがあってすごく好み。お気に入りの1冊になりました。あとがきより、バスクの人は独自の文化を持ち、陽気で明るく食べることが大好き!歌と踊りを愛する民族なのだそう。狐の嫁入り、一緒!

  • ヒラP@ehon.gohon

    ポール・コックスの絵を辿って手にした絵本です。 ポップでやんちゃな不思議な絵本です。 バスク地方に伝わる昔話とのことですが、魔法でヘビに変えられた王子さまの復活物語ですが、パターン的なお話を、ポール・コックスが独特な方法で調理した感じのお話です。 妙に印象に残りました。

  • ヨシ

    chiakiさんのレビューを見て読みました。***ヨーロッパバスク地方に伝わるお話。不幸が続いて船を失った船長の楽しみは、毎日のお散歩。そこで出会ったへびに頼まれて、旅にでることに。へびの言われるままに行動すると、様々な難題が降りかかり…へたウマな絵は癖になりそう。とにかく、ストーリーが面白い。次々におこる出来事の悲惨なこと。特に足の速い男の人の可愛そうなことといったら!そして、衝撃のラスト。十二分に楽しめました。chiakiさん、ありがとうございました。

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