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モグラくんとセミのこくん

ふくざわゆみこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834026627
ISBN 10 : 4834026620
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2011
Japan

Content Description

土の中のおうちに住んでいるモグラくんは、迷子のセミのこくんと出会い、一緒にモグラくんの家で暮らすことに。楽しい1年を過ごした次の夏、セミのこくんはもう土の中にいられないことに気づいて…。

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん🎄🎅🎄

    読み友様からのご紹介本です📙もぐらくんが地中を掘り進んで行くと、迷子になった蝉の子に出会った。二人はすっかり仲良しで一緒に暮らすけど、蝉の子くんが外に出る日がやって来た!もぐらくん、優しく外に出してあげる。一緒にたんぽぽのお茶を飲み、さつまいもやかぼちゃを食べた仲良しの彼ともお別れ・・・大好きな蝉の子くんを思うもぐらくん。でも、蝉にはね、魔法があるよ!!!

  • seacalf

    そういえばショーン・タンの『セミ』のように成虫が主役の絵本は幾つかあるが、地中に住む幼虫の絵本は読んだことがなかったかも。木の根の洞に住むのはずいぶんと気持ち良さそうだ。地上の四季の移ろいと地下での快適な暮らしが両方描かれていて面白い。モグラくんの甲斐甲斐しい優しさにほんわかされる。スイーツ好きでもある彼が作るかぼちゃまんじゅうが美味しそう。最後はやっぱり優しく見送ってあげる。夢があって良い作品に仕上がっている。小さな子と一緒に読む時はモグラはセミの子の捕食者である事は絶対内緒。

  • Kawai Hideki

    土の中で出会ったモグラとセミの子が、一緒に暮らしながら友情をはぐくむお話。冬は葉っぱの布団で一緒にくるまり、春はたんぽぽの根っこの林で追いかけっこ、夏は地下の泉で語り合い、秋はサツマイモで一緒にごちそうを作る。仲睦まじい二匹なのだが、セミの子はやがて地上に出なくてはならない運命。どうなるのかな?と思っていると、ある日突然セミの子が「なんだか部屋が狭くない?」「暗くない?」「息苦しくない?」と言い始め・・・。二匹の別れはとても美しく切なく描かれているが、ある面では残酷で一方的で、なかなか深い話だと思った。

  • mug

    モグラくんのおうちが気に入ったセミのこくん。2匹は一緒に暮らすことに😊楽しい日々、たくさんの思い出を残し、とうとうこの日が来てしまう。悲しい結末かと思いきや、2匹の新たな友情の形が見られて良かった👍(その先まで想像してしまった私は、一人やりきれない思いに…😅)

  • どぶねずみ

    土の中で出会ったモグラくんとセミのこくんの友情に胸が温かくなる。一緒に暮らす二人の姿はとても愛らしく、特に季節の移り変わりを感じながら過ごす様子がほのぼの。やがてセミのこくんがセミになるために土の外へ出る時が来る。本当はずっと一緒にいたいけれど、セミのこくんの運命を尊重し、優しく背中を押すモグラくんの姿に感動。別れは寂しいけれど、お互いのことを思いやる気持ちが、悲しいだけでなく前向きな気持ちにさせてくれる。成長と別れ、そして真の友情の美しさを教えてくれる物語。

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