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異国の夢二 講談社選書メチエ

ひろたまさき

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065323465
ISBN 10 : 4065323460
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「夢二式美人」と呼ばれる美人画で今日も人気の高い画家であり、「宵待草」をはじめとする詩文で名を馳せた文筆家でもある「大正ロマン」を代表する竹久夢二(一八八四‐一九三四年)。その夢二が四九年の生涯の最期に至って、アメリカに始まり、ドイツ、フランス、スイスなどをめぐり、さらに台湾を訪れる旅の日々を送ったことはあまり知られていない。帰国した翌年に死を迎えたために謎として残された夢二の「外遊」がもつ意味を豊富な資料を元にたどる旅。稀代の思想史家が晩年のライフワークとして手がけた遺著。

目次 : 第1章 外遊に至る道(誕生から上京まで/ キリスト教と社会主義 ほか)/ 第2章 アメリカ合衆国の世界 一九三一年五月〜三二年九月(多様なハワイ/ 地震と恐慌のサンフランシスコ ほか)/ 第3章 あこがれのヨーロッパ 一九三二年一〇月〜三三年八月(ヨーロッパ上陸/ 芸術の都パリ ほか)/ 第4章 最後の旅・台湾 一九三三年一〇月〜一一月(日本最初の植民地/ 昇る武二と沈む夢二 ほか)

【著者紹介】
ひろたまさき : 廣田昌希。1934‐2020年。兵庫県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。北海道教育大学助教授、岡山大学教授、大阪大学教授を歴任し、大阪大学名誉教授。専門は、日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 竹久夢二を、これまでは文筆家だと思っていたが、これを読んで文筆家というよりも画家寄りの人だと認識を新たにした。この本は、夢二が49年の生涯の最期に至って、アメリカから台湾を外遊したことがメインに書かれている。夢二の外遊はあまり知られていないそうなので、別視点から夢二のことを知りたい方にはうってつけの本なのではないだろうか。夢二はまずアメリカに赴き、そこで諸都市を回る。次いであこがれのヨーロッパへ行き、ドイツ、フランス、スイスを巡る。そして最後に台湾を訪れ、その翌年に死を迎えたことが書かれている。★★★☆☆

  • takao

    ふむ

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