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こんな長寿に誰がした! 青春新書プレイブックス

ひろさちや

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784413210256
ISBN 10 : 4413210255
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2014
Japan

Content Description

“人生100年”は本当にいいことか?誰も言えなかった「超高齢化社会」の病巣を宗教思想家が明らかにする。

目次 : 1章 いつから日本はこうなった?―数の多さより「質の低下」が超高齢社会の最大の問題(死ねない病気/ 「おばあちゃん、早よ死にや」 ほか)/ 2章 医療地獄の本当の原因とは何か―寿命が尽きても死ねない不幸の背景にあるもの(超高齢化の真の原因とは/ 日本の医学と名医神話のカラクリ ほか)/ 3章 老害に悩む日本人―美しい老人がいなくなったのはなぜか(負ける闘い方ができない日本人/ 老・病・死を苦にするな! ほか)/ 4章 老いと仲良く生きるヒント―「今、自分の人生を精一杯生きる」ために(老いは正常、若いほうが異常/ インド人と日本人、どちらが幸福? ほか)/ 5章 美しい思い出がお浄土へのお土産になる―「神の国の言葉」「お浄土の言葉」を学ぶ(ビジネスとは違う仕事がある/ 極楽世界の風光 ほか)

【著者紹介】
ひろさちや : 1936年大阪府生まれ。宗教評論家。東京大学文学部印度哲学科卒業。同大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。気象大学校教授を経て、大正大学客員教授。「仏教原理主義者」を名乗り、本来の仏教を伝えるべく執筆、講演活動を中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まいこ

    これから切実になってくるであろう介護の問題について、「65歳以上になってから介護をした経験のある老人だけが介護を受けられるようにすれば良い」という提案に大賛成。現役世代が介護離職するのも、また若い人が介護という生産性のない仕事に従事するのもとてももったいないと感じていた。著者は、かつての大家族の中では暇になった老人が介護をやっていたという。介護や、子育て世代の支援等、老人に適した役割があったという。生涯現役で頑張るのではなく、老人は仕事からは引退してボランティアや介護をやるべしという主張に賛成したい。

  • pom

    老後のためにと思って生きる生き方はたいてい不幸。自分が今幸福であるのに、もっともっとと求めたとたんにその人は不幸になる。耳が痛い!暴言も多いけど65歳以上の大企業の役員を80%の重税にって提案は面白い。確かにそういうじいさんがのさばっているから若い人が活躍出来ないしお金も回ってこない。

  • マウンテンゴリラ

    権利と義務といった観念に囚われすぎ、自分に関しては権利のみを主張し、他人に対しては義務のみを押し付けるといった老人が増えているというのは、私も感じている。そして遠くない将来、そのような年齢に達する私自身への戒めとして、多くの示唆を与えてくれる一冊であった。ただ、そのような老人(に関わらず日本人全般かもしれない)が増えた原因を、自民党の産業重視政策や医療界の儲け主義に帰してしまうのは、いかにもバランスを欠き、自ら批判する老人像を、そのまま体現するような物言いであるようにも感じた。→(2)

  • 尾塚

    題名のインパクトに惹かれて読んでみました。想像していた内容とはちょっと違ったかな。著者は宗教評論家と紹介されていました。人生を達観した感じで凡人には違和感に感じるところも。人生は「老・病・死」で「負けが前提の勝負」とか。でも病気になったら病を克服して完治したいなぁ。ただ無用な延命治療で生きているだけの生活はおくりたくない。賛成!たまにはこれから生き方を少しばかり考えたい時の一冊かな。

  • steve

    著者の高齢者は高齢者らしく余生を生きるべきとの言い分は確かに一理あるが、高齢者自身がそれと同じ意見を共有しないと愚痴にしか過ぎない。人間にはそれぞれに生き方があり、核家族化も進んでいるので、昔のような大家族には戻れない。それを嘆いても仕方がない。ただ、ここまで来ると、高齢者の介護は、お金ではなく、以前井に介護をした者だけに介護支援の権利が受けれるような仕組み作りは必要と思う。

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