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おいしいが聞こえる ハルキ文庫

ひらいめぐみ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758447577
ISBN 10 : 4758447578
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan

Content Description

二十年間集めてきた、たまごの上に貼られたシール。「煮込まれたトマト」「走るピーマン」など、自分で考えてみた食べ物の慣用句。シュークリームの甘さに救われた雨の日。おじいちゃんが作ってくれた袋麺のカレーうどん。「食べ物」を起点に、笑いから涙までがぎゅっと詰まったエッセイ三十七篇。読めばきっと、大切なひとと分かちあった食べ物の記憶があたたかく蘇る。著者の原点である大人気自費出版本を、書き下ろしを大幅に加え、装いも新たに文庫化しました。

目次 : 白を食べる/ ラーメンの具の再編/ たまごシールとわたし/ 固めのお米、具なし焼きそば、たまごの味噌汁/ ヤーコンやーこんにちは/ もやしとこんにゃくがいる限り/ マックの機内食/ 肉を避けては通れない/ 煮込まれたトマト、走るピーマン/ コロナの療養記と駅弁の話/ あみのおばあちゃんとアイスクリーム/ 同じものばかり食べたい/ 色のふしぎ/ 未来が確約されている希望という名の給食について/ ちくわのポテンシャル/ わたしの「畑のレストラン」/ 涙とどしゃぶりのシュークリーム/ 梨農園のおじちゃん/ 「おいしくない」は大人の味覚/ 食べるのが遅い〔ほか〕

【著者紹介】
ひらいめぐみ : 1992年生まれ、茨城県出身。7歳の頃からたまご(の上についている賞味期限の)シールを集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夜長月🌙新潮部

    食エッセイと言えるほど、食一辺倒ではなく心の内面の記述も多いです。おいしい、楽しい、陽キャではなく弱い自分をひらいさんがそのまま、みせているところに惹かれるのでしょう。誰しも弱い一面は持っていますから、弱い面はできるだけみせたくないという人でも共感はできるのではないでしょうか。

  • fwhd8325

    卵についているシールを集めていることは、何かで読んだことがありました。文庫になったんですね。なんだか、とっても楽しそうにエッセイを書かれています。ジェネレーションギャップでしょうか、この感性について行けない面もあります。世代によって、普通に食べていたものが違うことに気がつき、あたりまえという概念は捨ててしまわないとと思いました。

  • うめこ

    ひらいめぐみさん3作目。自費出版だったものが文庫化したそうで、すぐ購入。おいしかったものもおいしくなかったものも、それとひっついた思い出があるから、全部愛おしい。ひらいめぐみさんの頭を通して見る世界は、カラフルでふんわりしててやさしい。表紙の絵がぴったり。ある食べ物を見て、誰かを思い出すっていいな。

  • あるぱか

    ずっと読みたいと思っていた本が文庫化してくれて嬉しい限り。ひらいさんの食エッセイは言葉の広げ方、選び方が面白く、どんどん読み進めました。文庫なのに所々に挿絵があったり、書き下ろしもつけてくださったりして、とても嬉しかったです。

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