Product Details
ISBN 10 : 4758447578
Content Description
二十年間集めてきた、たまごの上に貼られたシール。「煮込まれたトマト」「走るピーマン」など、自分で考えてみた食べ物の慣用句。シュークリームの甘さに救われた雨の日。おじいちゃんが作ってくれた袋麺のカレーうどん。「食べ物」を起点に、笑いから涙までがぎゅっと詰まったエッセイ三十七篇。読めばきっと、大切なひとと分かちあった食べ物の記憶があたたかく蘇る。著者の原点である大人気自費出版本を、書き下ろしを大幅に加え、装いも新たに文庫化しました。
目次 : 白を食べる/ ラーメンの具の再編/ たまごシールとわたし/ 固めのお米、具なし焼きそば、たまごの味噌汁/ ヤーコンやーこんにちは/ もやしとこんにゃくがいる限り/ マックの機内食/ 肉を避けては通れない/ 煮込まれたトマト、走るピーマン/ コロナの療養記と駅弁の話/ あみのおばあちゃんとアイスクリーム/ 同じものばかり食べたい/ 色のふしぎ/ 未来が確約されている希望という名の給食について/ ちくわのポテンシャル/ わたしの「畑のレストラン」/ 涙とどしゃぶりのシュークリーム/ 梨農園のおじちゃん/ 「おいしくない」は大人の味覚/ 食べるのが遅い〔ほか〕
【著者紹介】
ひらいめぐみ : 1992年生まれ、茨城県出身。7歳の頃からたまご(の上についている賞味期限の)シールを集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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夜長月🌙新潮部
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