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小説 不能犯 女子高生と電話ボックスの殺し屋 オレンジ文庫

ひずき優

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784086801812
ISBN 10 : 4086801817
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

犯罪を意図した行為でもその実現が不可能であれば、罪に問われない。これを『不能犯』という――。

都内でも有数の進学校に通う女子高生・早苗は、同じ予備校に通う年上の女生徒から陰湿な脅しを受けていた。
追い詰められた彼女は『電話ボックスの殺し屋』に仕事を依頼する。
『電話ボックスの殺し屋』とは、ボサボサの髪に黒いスーツを着た赤い目の男――すなわち、数々の変死現場に現れる宇相吹正のことだった。
早苗とは中学時代の友人である彩香や藍子、楓もそれぞれに事情を抱え、彼に殺しの依頼をしていた。
それにより、彼女たちが隠していた過去が暴かれていく…。

実写映画&ドラマ化で話題沸騰中の人気マンガ「不能犯」、スピンオフ小説が登場!

【著者紹介】
ひずき優 : 横浜出身。『REAL×FAKE』で2007年度ロマン大賞を受賞し、受賞作を改題した『キミのいる場所―REAL×FAKE』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • せ〜や

    目に見えていることだけを、真実と思って動く怖さよ…。目に見えていることを疑って、物事をもっと違う角度から。でも、きっとそうわかってても、出来ない時だって、あるよね。まさか原作は、催眠ではなく言葉による思い込みなのか…!?☆2.5

  • さといも

    漫画のスピンオフ。これもサクサク読めて面白い。電話ボックスの殺し屋に依頼する女子高生。思い込みにより死んでいく人々。だれも殺し屋を捕まえる事はできない。人間の闇が深い。続きは小説ではもう出なさそうかな。漫画…読みます。

  • ハチ

    DVDを見て気になったので、コミック→小説と読みました。 『人は哀れで、愚かだ』思い込みって怖い。でも常日頃それは自分の中にあるもので、その極みがこの形なのかも知れない。弱いから思うよね...こうなんじゃないか、こう思われてないかとか。 哀れで愚かでも(なるべく)清く強く生きようとこっそり決意。

  • APIRU

    小説で楽しむ『不能犯』。漫画版同様、たいそう業が深い話でした。四人の女子高生達がそれぞれの事情で「あの男」に殺しを依頼する。そんな内容であり、一章は漫画で読んだことがあります。二章三章はある程度こうゆう事かなと想像が及びましたが、それら三篇を踏まえての最後の章は意外性もありダークでクリミナルでとても面白かったです。最後の局面は普通の小説だったら間一髪助かりそうなもんですけど、ここでは結局死んでしまうし、その救いようの無さがまた良いなと思います。そして終章から漫画に繋がるようで、全編通して構成が面白いです。

  • bookshelf_yt07

    映画化もされたコミックスの小説版。電話ボックスの殺し屋に依頼すると証拠も残さず殺してくれるという話。 DEATH NOTEを読んでいた時の救いようがなく虚しい気持ちを思い出した。苦手だけどつい頁をめくった。

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