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トラとミケ いとしい日々

ねこまき

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093965446
ISBN 10 : 4093965447
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan

Content Description

うれしい時やかなしい時、つらい時だって―ここに来れば美味しい料理とお酒、そしてトラとミケがいる。

目次 : 第1話 陽春の候/ 第2話 新緑の候/ 第3話 向暑の候/ 第4話 盛夏の候/ 第5話 残暑の候/ 第6話 白露の候/ 第7話 錦秋の候/ 第8話 向寒の候/ 第9話 歳末の候/ 第10話 新春の候/ 第11話 春寒の候/ 第12話 春暖の候/ 付録 トラとミケの名古屋案内

【著者紹介】
ねこまき : 2002年より、名古屋を拠点にイラストレーターとして活動を開始。コミックエッセイをはじめ、犬猫のゆるキャラ漫画、広告イラストなども手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 吉田あや

    父から受け継いだどて屋を営む料理上手な猫姉妹「トラ」と「ミケ」。タタンと走る電車、微笑むように咲き綻ぶ花々、果実を啄む小鳥たち。優しく巡る四季の中、何気ない日常の温かさと切なさをかわいい猫たちで描くいとしい日々。おばあちゃん猫2匹が切盛りするお店はいつも美味しい料理がいっぱい。赤提灯が灯れば、味噌でじっくりと煮たどて煮とさくさくの串カツにビールといつもの顔なじみ。そしてどんな時も干したお布団を取り込む時は、ついついふみふみゴロゴロ。愛しい猫たちにまた早く会いたい。

  • Roko

    仕事が忙しくてもトラさんは、梅干しをつけたり、干柿を作ったりという季節のお仕事をキッチリとやっています。常連さんたちも新巻鮭を送ってくれたり、かき餅をおすそ分けしてくれたり、季節感のある暮らしってやっぱりいいなぁ。子どもの頃に初めて海へ行った思い出も、お餅を食べ過ぎて太っちゃった後悔も、どれもこれも、わたしにとっても「あるある」な思い出で、なんだか心がゆるゆるっとしてきました。

  • タカラ〜ム

    緊急事態宣言、外出自粛、休業要請。ストレスのたまる時期だから、こういうほっこり暖かい作品がしみる。父の代からの店を継いで、トラさんミケさんの老姉妹が営むどて煮が名物の大衆居酒屋「トラとミケ」には、常連さんたちの笑い声が溢れている。どて煮をあてにしてビールや日本酒をクイッとやれば、一日の疲れがスーッと消えてしまう。そんな店が私たちにもある。いつかまたあの店を訪ねたい。そんな日が一日も早く戻ることを願って、いまを頑張りたいです。

  • AN

    ご近所さんが回覧してくれる雑誌に掲載されている漫画で、初めの方を読み逃していたので手に取った。トラとミケの姉妹が名古屋で営むどて煮屋を舞台に繰り広げられる穏やかな人情もののストーリー。設定は現代なのたが、齡恐らく60〜70代と思われる猫姉妹の生活ぶりや思い出話はまさしく戦前戦後の昭和時代のもの。お店のいつもの顔ぶれがポロリとこぼす話や猫姉妹の子供の頃のエピソードは心が暖まる。全編カラーで、細部まで書き込まれた汽車などの絵も見所の一つ。心がささくれだちそうになったときに一休憩するにはもってこいの一冊だった。

  • 雨に濡れた仔犬

    まさか自分がボロボロと涙を流してしまうとは。かわいい、ほっこりする、と思いながら読み進めて、最後の11話、12話にもう心を鷲掴みされました。話の中に出てくる絵本が読みたいと思いました。

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